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アザラシ研究リハビリセンター |
9月23日<September 23>
孤独な赤ちゃんアザラシを我が子のように見守るハートさん 北海に面するオランダはピーターバーレンという小さな小さな町に「アザラシのリハビリセンター」はありました。 動物が大好きで、「いじめられている動物を見たら我慢できない子供でした」。結局それを生涯の役目と自らに課して今日まで来てしまった、というRenne Hartさん。今でこそ多くの方々の支持を得て、数多くのアザラシを救えるようになりましたが、ここに至るまでの苦労は並大抵ではなかったはずです。それでも続けてこられたのは、アザラシたちの可愛らしさに秘密があるのかもしれません。同じ海生のイルカたちと同様、彼らは人間に特別な影響を与えてくれるようです。
「赤ちゃんアザラシが自立するには条件が必要です。万が一早産だったり、親が病気で死んでしまったりと、アクシデントに見舞われた場合、生存する確率は極端に低くなります。また、北海の汚染でアザラシたちの免疫力が大幅に低下してしまったという公式なデータもあります。そういった様々な要因で、自立できなくなってしまったアザラシの赤ちゃんたちに自立の手をさしのべるのが私たちの役目です。ただしあくまで手助けをするだけです。」(Hartさん)。 23 September, 2000 A rehabilitation centre for Seals in a tiny town A baby seal needs certain conditions to survive. Bad circumstances like being born earlier than supposed to be or left alone on the beach at ebb tide or having lost his mother extremely lower the probability of its life. Also there is an official data showing that the polluted North Sea have dramatically lowered immunogen of seals. Our role here is to give our hands to seals which can no longer be independent on their own due to unhappy circumstances and that's all we should do for them." (Lenne Hart at Stichting Zeehondencreche Pieterburen)
『「自然と共生するには、“全て”ではなく“半分半分”おりあって行くことが大事です」というHartさんの言葉に、実際に最前線で活動している方でなければ言い切れない重みを感じました。』 |
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