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「緑の子午線」について |
10月6日<October 6>
「緑の子午線」について。 今回のエコ・ミッションのテーマに運河船があります。この運河船を取材していくポイントというのが、実はフランス編のもう一つのテーマとして絡んでくる「緑の子午線」なのです。 この「緑の子午線」というのはフランス文化省が、パリを通る子午線上に植樹によってグリーンベルトを構築しようという壮大な計画で、2000年を記念する行事の一環として、一般公募により実現したものです。 すでに昨年の11月17日に19の県、337の市町村で子供達の手により植樹がおこなわれました。そして、今年の7月には何ともユニークな「信じられないピクニック」というイベントを開催するなど、着々と「緑の子午線」の認知に勤めている、といったところでしょうか。 さて、本日は「緑の子午線」を取材に文化省を訪れたあと、大変素晴らしい方に合うことができました。 日本ではパリ・ダカール・ラリーの関係者やモータースポーツに詳しい方しかご存じないかもしれませんが、Thierry Sabine Organisationのゼネラル・ディレクター、Hubert AURIOLさんです。そう、あのパリダカ・マイスターにして、現在はT.S.O.を率いて新生パリ・ダカール・ラリーを主催しているオリオールさんなのです。 隊長の横田にとっては、旧友であり、そしてパリダカの戦友でもあるという方です。モータースポーツの国民的認知度の高いこちらではすでに超VIPなのですが、横田の訪問ということで気軽に合っていただけました。懐かしい柔和な顔つきは変わらず、それに風格が加わったという感じでした。そしてスペシャルのカラーリングを施されたPRIUSの存在に気づくや足早に近寄り、素早くチェックするところなどは、今もって“走り屋”の魂をお持ちとお見受けしました。もちろん即試乗とあいなりました。 短時間の横田との会話の中で、次の世代のクルマについての話題となりました。オリオールさんは「クルマ抜きには私達の生活は考えられない。トヨタが省エネルギーのクルマを作ったのは素晴らしいことだ。エネルギーは限られているのだから、将来はこういった方向に向かっていくだろうね」と。 ちなみに「このクルマ(エコ・ミッションPRIUS)でパリダカ出ていいかい?」と横田。「そりゃ、FISAに聞いていくれ!」(笑)「うちはいつでも歓迎だよ!!」(オリオールさん) 楽しいひとときをありがとうございました、ミスター・オリオール。 6 October, 2000 We met Mr. Hubert AURIOL: Apart from the "Green Meridian" which you can read about in VISIT page, I would like to make mention of a great person whom we met today, general director of Thierry Sabine Organization, Mr. Hubert AURIOL! He has been known as Paris-Dakar Master and is now head of T.S.O. and prompter of renewed Paris-Dakar rally. As Yokota, leader of Eco-Emission party has been acquainted with him, it was no trouble for us to meet him. He looked nice and gentle as usual. Also I felt a kind of character added to him. Spotting our special-colored PRIUS, he quickly approached and checked it just like those with "speedster" spirit would do! Thank you Mr. AURIOL for sharing a great moment with us.
『やっぱり昔の仲間はいいね、すっかり昔に戻ってしまった! Thank you Mr.Auriol.』 |
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