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ネイチャーゲーム全国大会

 

ネイチャーゲーム全国大会

富山市ファミリーパークへやってきました 開会式のスピーカー用電源にエスティマハイブリッドが活躍

10月21日を基準日に、全国約150会場でネイチャーゲーム大会が開催されるということで、そのひとつ富山大会を訪問しました。

まずネイチャーゲームについて簡単に説明しましょう。これはいろいろなゲームを通して、自然の不思議や仕組みを学び、自然と自分が一体であることに気づくことを目的とした自然体験プログラムで、1979年、アメリカのナチュラリスト、ジョセフ・コーネルさんにより発表されたものです。

ネイチャーゲームは、現在100種類くらいあるそうです。自然に関して特別な知識がなくても、豊かな自然の持つさまざまな表情を楽しめるのが特徴です。

さて今回「第10回全国一斉 自然とふれあうネイチャーゲーム大会」富山大会は、富山市ファミリーパークという動物園で開催されました。午前中はあいにくの天気でしたが、参加者の子供たちが集まるころには薄日も射し、フィールドを歩くには絶好の天気となりました。

手はじめに動物あてゲームでなかよくなる カードを持って「がんばるぞー」

スタッフの頑張りもあり、集まった子供たちは約40名。まず最初に動物あてゲームをしました。これは動物の描かれたプレートを首の後ろにつけ(本人には見えません)まわりにいる人にプレートを見せ、自分がどんな動物なのかヒントをもらっていきます。私も参加しましたが、「脚は2本だよ」「茶色です」「カッコいい」などと子供たちに教えてもらっても、ちんぷんかんぷん。そこでさらに子供たちと挨拶を続け「くちばしがあるよ」「目がするどい」なんて教えてもらい、なんとか自分が「ワシ」であることに気づきました。(本当はタカと答えてしまいました)この動物あてゲームですっかり子供たちはみんな仲よくなり、次のゲームにすすみます。

つぎはメインゲームである「ディスカバーウォーク」。ディスカバーウォークは、身近な自然を再発見するものです。普段は見過ごしてしまうような自然や、むかし遊んだことのある自然など、身近に存在するさまざまな自然を探しながら歩きます。富山市ファミリーパークは、自然豊かな動物園なので、五感で感じるには十分すぎるほどの自然があります。すすめかたはまずビンゴカードのようなものに、あらかじめ見つけられそうな昆虫、植物などを書いておきます。しかし5ヶ所は空欄で、チームごとに見つけた自然の宝物を書き込むようになっています。約1時間のハイキングですが、最初はスタッフについて歩いていた子供たちも、しだいに前を歩くようになり、自発的に答えを探しにいきます。

約2時間くらいの大会でしたが、帰るころ、子供たちが元気になったように見えました。また少しお兄さん、お姉さんになったような。逆にスタッフのみなさんは、少し若返ったような。自然と触れ合うというのは、人間を人間らしくしてくれるのかもしれませんね。

スタッフのかたは「ネイチャーゲームは五感を使って自然と触れ合うゲーム。年齢に関係なく楽しめるし、世代を超えて一緒に自然と楽しめるところがいいですね。」といいます。

ほかの地区ではどんな子供たちの笑顔を見れたのか、非常に興味の湧いたネイチャーゲーム大会でした。

ディスカバーウォークに使うカード さぁがんばって探しましょう、感じましょう

また今回の会場となった富山市ファミリーパークは、非常におもしろいところでした。正面ゲートを入ると、一見トラやキリンのいるふつうの動物園なのですが、一歩舗装路を外れると、森を歩けるばかりか、田んぼや沢まであります。「どうぶつなかよしくらぶ」や「自然観察探検隊」など園内の動物、自然を使ってこどもたちが自然を体感できる催しも行なわれ、見せる動物園ではなく、感じる動物園になっています。

また開園20周年となる2004年を目標に「Zoo夢21市民計画」という事業をスタートしています。これは市民とともに未来の動物園を作り上げようというものです。現在、市民いきものメイトという団体が発足し、園内で里山再生に向け、竹伐採(竹炭作り)田んぼ作り、天蚕飼育などさまざまな活動をしています。事務局長の中沖さんは「現在メイトには170名くらいの市民がいます。ぜひ自然を楽しむためにも広く参加していただきたいですね」

蚕と回顧。白く輝く天蚕の糸で、昔と今、そして未来がつながるといいですね。

虫めがね片手にアリの目線で観察するミクロウォーク 市民いきものメイトでは現在竹炭つくりに奮闘中

The national conference of a nature game

A nature game convention is held by making October 21 into a date of record at the about 150 halls all over the country. We visited one Toyama convention in it.

It is said that there are about 100 kinds of nature games now. It is the feature that you can enjoy rich natural various expression which it has.

"Toyama convention of the 10th nature game convention which touches with nation" was held in the Toyama Family Park. Although it was an unlucky weather during the morning, for also put soft sunbeams when children gather, and walking along the field, it became the best weather.

About 40 children gathered by efforts of the convention staff. The game which first applies what animal he is was carried out. As for all children, relations become good completely in this game, and it progresses to the following game.

Next, it is "Discovery Walk" which is a main game. Discovery Walk rediscovers familiar nature. You walk looking for various nature which exists close, such as nature which is overlooked, and nature which it was made to turn and had played. Since Toyama Family Park is a zoo of rich nature, there is nature to the extent that it passes enough in feeling through the senses. At first, the children who were walking about the staff also come to walk along a front gradually, and make an answer strain oneself to search spontaneously.

Children seemed to have become fine. On the contrary, the staff felt that only a few was rejuvenated. Coming into contact with nature may be man-like acting as man.

One of the staff says. "A nature game is a game which comes into contact with nature using the senses. The place which can enjoy regardless of age and can be enjoyed with nature together exceeding a generation is good.

The Toyama Family Park used as this hall was a very unique place. Although a front gate is an ordinary zoo, if it separates from a pavement way 1 step, you can walk along woods and a rice field. The event to which children can feel nature is also performed using animals and nature inside the garden, and it has become the zoo to feel instead of the zoo to show.

The enterprise of a "Zoo dream 21 citizen plan" is started for the purpose of 2004 which will turn into the 20th anniversary of opening now. This will complete the zoo of the future with a citizen. Now, the civic organization is inaugurated and various activities, such as making a bamboo felling, rice field and wild silkworm breeding, are carried out towards the Satoyama- reproduction inside the garden. Mr. Nakaoki of the director says. "About 170 citizens have participated in organization now. In order to enjoy nature, I would like many people to participate."

 


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