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移動記(レイク・パウエル〜アルバカーキ)

 

移動記<レイク・パウエル〜アルバカーキ>(6月9日)

名残惜しいレイク・パウエルに別れを告げて、次なる訪問地グレート・アメリカン・レースの開催されるダラス・フォートワースへ向けて出発しました。

本日はあの懐かしいルート66でおなじみニューメキシコ州のアルバカーキ泊まりです。(「Galap、NewMexico♪」の隣町です、といっても知らないだろうな〜若い方は)

我々日本人がダラスと聞いて思い起こすのは、J.F.ケネディ大統領が暗殺された街、という暗いイメージですが、この地は全米の交通の要衝、まさにへそともいえる存在の街なのです。

ここダラス・フォートワースで、全米最大のクラシックカーレース「グレート・アメリカン・レース」に合流します。
そして何とプリウスでこのイベントに特別参加させてもらう手はずなのです。

我らが隊長、横田紀一郎は、この「グレート・アメリカン・レース」に日本人として初めて参加、以来7年間にわたって挑戦し、1992年には '29年製のA型フォードを駆り日本人初の完走も果たしているのです。

今回特別に参加が認められた裏には、この横田隊長と主催者の友情関係が重要な役割を果たしたのも確かです。
しかし、それ以上に21世紀を先取りしたプリウスと、「走る博物館」とも言われるクラシックカー達が出会うことによって、何かが得られるはず、と考えてくれたアメリカの人々のクルマに対する深い愛情が根底にあることは紛れもない事実でしょう。

環境問題とは少々離れてしまうかもしれませんが、アメリカ人とクルマとのつきあい方を知ることで、何故彼らがこれほどまでに自然とクルマの共生に積極的に動き出したのかがわかることでしょう。

 


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