「1900年代の初頭に登場したクルマは、これまで100年かかって“インフラ”を世界の隅々まで築き上げてきました。新しいエネルギーを利用した乗り物を現在のクルマと同様に普通に利用するには、“インフラ”の整備でまた100年かかるのではないでしょうか?」(横田)
「そんなに長くはかからないと思います。化石燃料エネルギーの時代から、太陽/水素エネルギーに代表される新エネルギー時代へと転換することには。なぜならすでに風力エネルギーなどは実際に供給されている例もありますし、またテキサス州で行われているENRON(エンラン)と呼ばれるパイプラインによるエネルギー供給などもスタートしているからです。」(ブラウン博士)
やはりリサーチを専門に行っている研究機関を作り上げた方だけに、環境問題に関する具体的な話になると1時間でも2時間でも平気で説明してくれそう。
それだけでスケジュールが終わってしまいそうなので、プリウスの話題に移って……。 |