ニューヨーク・ゴール(7月9日)
一足先に昨日、ニューヨークの大渋滞路でのロードテストを終えたプリウス号は、自由の女神を左手に、正面にマンハッタンの超高層ビル群を望むスタッテンアイランドからのフェリーを利用して、ニューヨークへ凱旋する予定を立てました。
早いもので、6月4日にロスアンゼルスをスタートして以来36日間、距離にして11,940kmを一気に走破。
無事故で、病人の一人も出さず走り抜けたECO-MISSIONですが、最後は優雅にフェリーの上でマンハッタンを眺めながら、旅の想いとともにニューヨークへと乗り込むことにしたのです。
昨日の大渋滞路のマンハッタン入りと違って、実に楽ちんなニューヨーク入りとなりました。
楽しかったこと、苦しかったこと(苦しかったことなどはほとんどなかったのですが)、これまでの出来事が走馬燈のように脳裏を流れ、しばし呆然と超高層ビル群がどんどんその威容を増す姿を眺めておりました。
ECO-MISSIONのノースアメリカ編はこれで終了ですが、ECO-MISSION自体は、今回がスタートだと考えております。
地球上どこにでも環境問題があります。
横田紀一郎率いるECO-MISSIONのスタッフは変われど、その精神は変わることはありません。
また近いうちに、世界のどこかを走っているECO-MISSIONでまたお会いしましょう。 |