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カー・フェリーに乗って一路イギリスへ

９月２９日＜September 29＞ カー・フェリーに乗って一路イギリスへ。 今日は、トヨタのPRIUSヨーロッパ試乗会におじゃまして、日本のジャーナリストのみなさんと交流したり撮影し合ったりと、楽しいひとときを過ごさせていただきました。 PRIUSヨーロッパ仕様の走りっぷりに、みなさん満足されていたようでした。一足先に1,700kmをすでにこちらのPRIUSで走っているエコ・ミッションのスタッフも同感です。とくに、ヨーロッパの速い流れに乗るには、絶対的な加速力ときびきびとしたスロットル・レスポンス、そして信頼感の高いブレーキが必要で、その点、新型PRIUSはヨーロッパの方々にも十分満足していただけるのではないでしょうか。 しばしば速度制限なしのドイツのアウトバーンがヨーロッパの交通環境の例として出されますが、誰もが200km/hオーバーで走っているわけではなく、実は“全体的な”アベレージ・スピードの高さこそ注目すべきでしょう。ちなみにフランスでも高速道路は、特別な標識がない限り速度制限は130km/hです。そして、それを目安にプラスアルファで流れが構成されているといえば、いかに日本のレベルと違うかがおわかりでしょう。その環境の中で十分なパフォーマンスを見せるPRIUSは、事前知識がまったくなければ（そしてキュートで特徴的なボディでもなければ）、誰が乗っても“普通のクルマ”として疑わないはず。 そしてこのPRIUSが実は“普通のクルマ”なんかじゃなく、環境に優しいハイブリッド・カーと知れば、それこそまさに驚きでしょう。 とはいってもすでにヨーロッパの方々はPRIUSを知っていました。行く先々で声をかけられ、そして質問責めに合うのは昨年の北米編の時と同じですが、アメリカの人々は、単純に興味を持ったものとしてストレートに声をかけてきてくれていたのですが、こちらの方はすでにある程度の情報を持ったその上で問いかけてくるという大きな違いがあることに気がつきました。 確かに北米編の時はまだPRIUSはアメリカに導入される前で、その存在を知るのは本当のクルマ好きの方々くらい。ほとんどの方は、スタイルに、そしてデザインに目を引きつけられて自然と集まってきてくれたのです。一方それほどオープンな性格ではない（と勝手に決めつけてますが）ヨーロッパの方々がわざわざ集まってきてくれるのですから、相当にPRIUSヨーロッパ上陸は高い注目度を集めているのだとひしひしと感じました。 さて、試乗会場を離れたエコ・ミッションPRIUSは、次なる訪問地イギリスを目指してフランス北西部の港町Le HavreからイギリスのPortsmouthめざしてカー・フェリーに乗りました。当初予定していたユーロ・トンネルはフランスのゼネストによる影響や、走行距離の面でキャンセル。急遽船旅でということになりました。 29 September, 2000 Moving to United Kingdom by car ferry: We attended the Press Test of the TOYOTA PRIUS in Europe today and enjoyed talking with Japanese journalists and being pictured each other. They seemed quite impressed with running performance of the PRIUS and so did another Eco-Emission staff that has already done 1,700 km on a PRIUS of European version. European people should appreciate this new PRIUS as well. Well, it was on our way to a port town called Le Havre in north-west area in France where we went aboard a car ferry heading to Portsmouth, Britain. First we were crossing the channel via Euro Tunnel, but problems like prolonged general strike in France or distance to cover forced us to choose ferry, 今日の隊長のひとこと ＜Today's Yokota's comment.＞ 『フランスからイギリスへは夜行フェリーとなりました。寝ている間にイギリスに着いてしまうのですかららくちんです』