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Heart to Heart Oasis |
モロッコ 2001.01.04 「Heart to Heart Oasis」 |
現在モロッコへは、年間約2万4000人もの日本人旅行者が訪れる。その多くは、砂漠やラクダ、ベールをまとった女性などエキゾチックなものに魅せられてくるのだろう。 しかし最近、砂漠に木を植える一種のボランティアツアーに参加する人も増えてきた。 この植樹は、「Heart to Heart Oasis」と名づけられ、2000年4月にモロッコ政府観光局と現地旅行会社によって発案されたもの。場所はメルズーガ砂丘近郊の約6ヘクタールの土地。おもにナツメヤシの木が植えられ、すでに150本もの木が植樹された。 このナツメヤシは、5年もするとダーツと呼ばれる実がなり、この実の収益を村の子供たちの教育・福祉活動に役立てられる。 スタッフも全員1本づつ植樹を行った。 これで砂漠緑化やアフリカの子供たちを貧困から救うことなど到底できない話だが、大事なことは「少しでも相手のことを思い、何かができれば」といったマインドなのだろう。 追記: 本日Heart to Heart Oasisの取材に訪れたエルフートの街に、「大阪」というレストランの看板があってびっくりした。なかへ入ってみると、日本人女性がおられた。 南 奈保子さんは、以前旅行でモロッコを訪れ、その魅力にハマりこの地に暮ら している。地元男性とめでたく結婚し、現在2人でこのレストランを切盛りしている。 奈保子さんの実家から届く食材で、日本食もメニューに載っている。もしこの地に来る機会があればぜひ寄りたいスポットだ。 |
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