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アトラス山脈の不思議 |
モロッコ 2001.01.05 「アトラス山脈の不思議」 |
モロッコには、背骨のように大きな山脈が連なる。それがアトラス山脈だ。 アトラス山脈は、アルジェリアにあるサハラ・アトラスに始まり、モロッコに入ってからモワイヤン(Moyen/中間)、オート(Haut/高い)、アンチ(Anti/先)と呼ばれる山脈を総称して呼んでいる。長く帯状になったこの山脈は、高いところで4000mを越える。 だからアフリカでは、珍しく雪の降る地帯になる。そしてこの山脈を境に、北西側はスペインに似た肥沃な大地で、オリーブ、ぶどう、小麦などが採れる。一方南東側は乾燥した砂丘が続く。 昨日モワイヤン・アトラスを越えたプリウスは、本日オート・アトラス越えしてマラケシュへ向かう。 am8:00にホテルを出発。ErfoudからRissani、Alnif、Tazzarineと乾燥した大地を西南西へ向かう。出発から250km行ったところで昼食をとる。ここではモロッコの食堂にはどこにでもあるタジン(Le Tajine)を注文する。これはモロッコの人なら毎日でも食べているという煮込み料理だ。 材料は鶏肉や羊肉に、にんじん、じゃがいも、たまねぎなどを入れ、サフラン、パプリカなどで味付けされているもの。特徴的なものは、この調理鍋のようなもの。陶製の皿にパイロン状の陶器を被せるもので、これで弱火で長時間煮込む。味はカレー風味の肉入りラタトイユといった感じだ。 アトラス越え、2000mの高さから見える景色、地元のおいしい食事を満喫し、モロッコの世界遺産があるマラケシュ(Marrakech)に入った。 明日は北アフリカ最大のメディナへ訪問する。 |
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