エコミッション - 北アメリカTeam ACP

 

Team ACP > エコミッション > 1999@北アメリカ > eco訪問記 > 野生動物とクルマの共生 >
カメラマン取材記

 

夕方、ツバメが帰ってくるのを取材に行ったときのこと

ツバメの撮影にホテルを出発した途端、バケツをひっくり返したような大雨。
ツバメの撮影にホテルを出発した途端、バケツをひっくり返したような大雨車の中で、ニュー・オルリンズの滞在がもう一日延びる事を覚悟しました。

ところが、日没の時間が近づくにつれ、小雨となり、雨雲が切れ始めました。
そうすると、どこからともなくツバメが集まり始めます。
しかし、ずっと高い空を飛び回るだけで話に聞いたほどではありません。
フェンスの効果もとてもあるように見えません。

昼間インタビューしたカーライルさんが、奥さんを伴ってやって来ました。
我々の不安をよそに彼だけが何故か自信ありげです。

雨は完全に上がりましたが、太陽はどんどん傾き、辺りも次第に暗くなってきます。ポンチャートレイン・コーズウェイ

そして、誰かが合図したかのように、わずかに空に明るさが残る午後8時5分を境にして、 どんどんツバメが集まってきました。

橋のわずかな段差をねぐらにしようと、 ちょうどフェンスの下あたりに群がります。
いつの間にかやって来た取材の人たちも驚いていました。
カーライルさんは、そんな私たちに満足げでした。

そんなツバメの空中乱舞は、15分ほど続き、それぞれの寝場所を見つけたツバメたちは、 静かに眠りにつきました。

 


Copyright (C) 2001 Team ACP. All Rights Reserved.