10 年の歳月で成し遂げた5大陸走破
Team ACPは1999年、誕生間もないハイブリッドカー・プリウスによる20世紀最後の地球環境を巡る「エコ・ミッション」をスタートさせました。北米大陸横断を皮切りに、アフリカ(サハラ砂漠横断)、ヨーロッパ、日本縦断と、世界各地の環境最前線を訪ね、2005・2006年にはスピードと燃費を競う世界初のオフロードラリー「北京−ウランバートル エコチャレンジ」へ参戦(2年連続優勝)。2007年には、北京-パリ国際クロスカントリーツアー(プリウスによる世界初のユーラシア大陸横断13,715km)、2008年南米大陸縦断(赤道−最南端ティエラ・デル・フェゴ−ブエノスアイレス14,269km)、2009年エコキャンプ@オーストラリア(アウトバックを含む13,493.8km)と積み重ねた挑戦は、ついに5大陸8万キロを走破するに至りました。
次の10年に馳せる想い
暦は一巡し、今では“エコロジー”を声高にするまでもなく、あたりまえのように社会に浸透しました。プリウスが蒔いた種は見事に根を張り、ぐんぐん成長を続けています。とりわけ日本は世界に先駆けて行動を起こし、エコロジー先進国としての地位を得ることができました。それは人と社会が自然との共生をテーマに、日々の地道な行動を持続させた成果だと自負できるのではないでしょうか。
エコ・ミッション2010@ジャパンは、10年前に訪ねた各地の“その後”や、新たな取り組みを始めている人々の最前線を巡り、多くの方々に次の10年を考えてもらうきっかけになって欲しいと企画いたしました。さらなる進化を遂げ、次の10年を牽引するであろうプラグイン・ハイブリッドカー「プリウス PHV」で日本列島を縦断します。