Team ACPとは

冒険的趣向集団 Team ACP ( Adventurous Creative Persons)

チーム エー・シー・ピーは、1979年サハラ砂漠を縦断するクロスカントリーラリー パリ・ダカールラリーに出場するために結成された日本自動車連盟(JAF)の公認チーム。チーム員はTVディレクター、映像カメラマン、フリーライター、ジャーナリスト、スチールカメラマンなどメディア関係をはじめ、SEやWEBデザイナーなどIT関連にも精通した情報発信集団です。またワークフィールドがアウトドア主体なので、キャンプ、旅、冒険が好きなスタッフも多く、世界を縦横無尽に駆け回り、ヒト・コト・モノの“今”を伝え続けています。


これまでの道程

1980年、日本人チームとして初めてパリ・ダカールラリーに2輪駆動の乗用車で出場、時間外ながら完走を果たしフランス自動車界で注目される。1981年、パリ・ダカールラリーに2輪駆動のカリーナで出場。無改造クラス、2輪駆動クラス、バギークラスと3冠優勝を果たす。現在もその記録は破られていない。

その後、12年間常にプライベートチームとして砂漠に挑み、クラス優勝2回を含み入賞4回を記録しましたが、90年代前半から同ラリーが大自然に挑む冒険心溢れるものから、ハイスピードレースへと変身するにつれ、次の冒険の場を模索。

チーム員は、長い砂漠経験で自然の雄大さに感動するとともに、自然環境に強い興味を持つようになり、自然環境を体感できるアウトドアゲームを企画。1994年、国際家族年を記念して「人とクルマと自然との共生」をテーマに、カ ヌーとクルマで川のゴミ拾いや、各種リサイクル方法をゲームとして採点する、新しいタイプのアウトドアスポーツ「RIVER RAID」を開催。2008年で16回目を迎えた。

1999年、20世紀の最後を迎えるにあたり、環境問題の最前線アメリカ大陸での環境保全の現場を訪ねる「エコミッション・アメリカ」を企画。日本が世界で初めて市販したハイブリッドカープリウスでロサンゼルスをスタート、NASAでは宇宙 飛行士の若田光一氏と会見。ワシントンでは環境問題の世界的権威レスターブラウン博士と、未来の自動車社会について討議、ニューヨークでは子供環境キャンプに参加した。

2000年、エコミッションの第2弾は「環境と文明の調和」をテーマに、ヨーロッパ10カ国をプリウスで巡る。ベルギーEU議会本部での代表議員との環境問題イン タビュー、イタリア・フェレンツエではドミニク市長の歓迎を受け、世界有数の環境都市として知られるドイツ・フライブルグではボーマン市長と有意義な会見。その他、欧州各国で推進される環境保全の現場を訪ね、地球環境保全の大切さを体験した。

2001年1月世界で初めてハイブリッドカーによるサハラ砂漠縦断に成功。

世紀を越えてアメリカ・ヨーロッパ・アフリカと3大陸の環境問題の現場を体験して、人類はいま、次世代の地球環境保全の促進に加速度を増して進んでいることを実感。

21世紀の初頭、日本列島で推進される環境問題の最前線を巡るべく 「エコミッション・ジャパン」を慣行。

2005・2006年に世界初開催されたスピードとともに燃費を競う「北京-ウランバートル クロスカントリーラリー エコチャレンジ」にプリウスで参戦、2年連続クラス優勝を果たす。

2007年「北京-パリ1907ユーラシア大陸横断ラリー」100周年にプリウスでユーラシア大陸横断13,715kmをノントラブルで駆け抜ける。

2008年「サウスアメリカエコジャーニー2008」南米大陸5カ国を縦断。最高高度4,550mのアンデス山脈を越え、プリウスの“高さへの順応性”を実証した。

2009年、新しくなった30系プリウスで「エコキャンプ@オーストラリア2008」を慣行。アウトバックのオフロード1,200kmを含む13,494kmを走破。プリウスの新しい楽しみ方を発見した。

2010年、充電機能を備えたプリウスPHVで「エコミッション2010@ジャパン」を慣行。電気をいただきながら全国各地の環境最前線を巡る。

2011年、「エコミッション2011@ジャパン」を慣行。大震災後の日本を巡り、被災地への応援メッセージフラッグに寄書きしていただきながら、各地の表情を伝えた。

2012年、山口県光市のスタートセレモニーの後、東北6県を巡る「エコミッション2012@ジャパン」を慣行中。