10月 9日 2013

もう何日晴天が続いているんだろう。旅の記憶を遡ると、あいまいな天候のシーンをかき消すように、瀬戸内で出会ったたくさんの笑顔が脳裏に浮かぶ。神戸のビルディング街を貫くハイウエイを走りながら、この旅を反芻してると、空色に染めたガラスのような須磨海岸が見えて来た。汗ばむ陽気に誘われた子供たちが海に入って戯れている。きらきらと輝く瀬戸内海も今日が見納めだ。 .. 続きを読む .. «“ありがとう” 瀬戸内(旅を終えて)»


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10月 8日 2013

瀬戸内海と日本海との分水嶺に別れを告げ、急な坂道を下りながらプリウスPHVのエネルギーモニタに目をやると、登りで使い切ったバッテリーがみるみる回復していくのがわかる。長い下りの恩恵を受けて満充電に近づいた頃、陽が傾き始めた中国自動車道へ乗った。

右手には、さっき降りて来た山から電気を街へ送り出す大きな送電鉄塔が林立している。私たちの生活は電気無しには成り立たないのだと、つくづく考えさせられる光景だ。 .. 続きを読む .. «日本最大の揚水発電所(奥多々良木発電所)»


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10月 7日 2013

全国一の日照時間を誇る瀬戸内地方にふさわしい晴天に恵まれ、朝から眩しい程の陽射しが降り注いでいる。小学校前の踏切が開くのを待っていると、山陽魚住駅を発車したレトロな電車がゴトゴトと走り過ぎていった。校門から静かに入るプリウスPHVを見つけ、一生懸命に手を振ってくれる子供たちの笑顔が朝の光で一層輝いて見える。

環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通じて、未来を担う子供たちに環境・エネルギーの大切さを知ってもらうために開催している「トヨタ飛行船エネルギー教室」。瀬戸内を巡って来た「エコミッション@瀬戸内」最後の開催校は、淡路島を望む魚住にある明石市立錦浦小学校だ。 .. 続きを読む .. «「トヨタ飛行船エネルギー教室」明石市立錦浦小学校»


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10月 6日 2013

煙突と角のような排気口が特徴の「釜屋」。

「塩田だけでは塩は出来ません。海水の塩分濃度を18%ぐらいまで高めた鹹水(かんすい)作るために塩田を使います。塩は、その鹹水(かんすい)を釜で煮詰めて作るんです。」

流暢に、そして丁寧にそう話すのはスタッフの宮本さんだ。

播磨灘の恵み「赤穂の塩」を、江戸時代から続く伝統の製法で作っている赤穂市立海洋科学館「塩の国」を訪れ、“塩の生き字引”のような宮本さんの指導のもと、塩づくり体験に挑戦した。 .. 続きを読む .. «赤穂の塩づくり体験(赤穂市立海洋科学館 塩の国)»


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10月 5日 2013

水島灘を望む笠岡の静かな入り江に、ひときわ美しい干潟が広がっている。生き物の気配がそこかしこから感じられ、たくさんの水鳥が飛来してカニやイソメ、アサリや小魚などを啄む姿がある。周囲には住宅や病院などが建ち並び、すぐ沖合を定期船が行き交う、ごく普通の町の海岸に見えるが、ここにはゴミひとつ見当たらない。

それは、この干潟をふる里に選んだ天然記念物「カブトガニ」を守るために、地域の人たちが徹底したビーチクリーニングを行っているからにほかならない。 .. 続きを読む .. «干潟に潜む“かけがえのない”生き物»


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