全国一の日照時間を誇る瀬戸内地方にふさわしい晴天に恵まれ、朝から眩しい程の陽射しが降り注いでいる。小学校前の踏切が開くのを待っていると、山陽魚住駅を発車したレトロな電車がゴトゴトと走り過ぎていった。校門から静かに入るプリウスPHVを見つけ、一生懸命に手を振ってくれる子供たちの笑顔が朝の光で一層輝いて見える。
環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通じて、未来を担う子供たちに環境・エネルギーの大切さを知ってもらうために開催している「トヨタ飛行船エネルギー教室」。瀬戸内を巡って来た「エコミッション@瀬戸内」最後の開催校は、淡路島を望む魚住にある明石市立錦浦小学校だ。
欧州風の美しい新校舎のある中庭にプリウスPHVを停め、電気を使ったデモンストレーションに備えるため、塩谷校長先生に“プラグイン”をお願いして開演時間まで充電させていただいた。体育館では、瀬戸内での最後の開演に向けて飛行船のセッティングやステージの準備が急ピッチで進められている。
会場となる体育館に5、6年生の子供たちが入場して、いよいよ「トヨタ飛行船エネルギー教室」が始まった。オープニングで飛行船「エコミッション号」が子供たちの頭上を旋回すると、喝采と共に笑顔がほころぶ。飛行船博士天沼先生から環境にやさしいと言われる飛行船の仕組みや歴史について学ぶと、いよいよ横田さんの登場。エコミッションで巡ったアフリカのサハラ砂漠や南米マチュピチュなどの珍しい場所の事だけでなく、“エネルギーの自立”といった、ちょっと難しい話にも熱心に耳を傾けていた。
休み時間を知らせるチャイムが鳴リ響くと、担任の先生に先導された子供たちがプリウスPHVの元へやってきた。電気をもらっていた充電プラグを外し、次は電気を与える実演。信号機やLED電球、電動シャワー、シャボン玉など、いろいろな電気製品をプリウスPHVから取り出したコンセントに繋いで動かして見せると、これには子供たちもびっくり!プリウスPHVの回りはたくさんの輝く笑顔であふれていた。
たくさんの子供たちとの出会いがあった「トヨタ飛行船エネルギー教室」は、開催に向けて尽力いただいた方々、参加していただいたご父兄や地域の皆様、何より元気な笑顔で向かえてくれた子供たちのお陰で、無事に瀬戸内での全日程を終了する事ができました。本当にありがとうございました。
またいつの日か、どこかの町の学校でお会いしましょう。
カテゴリー: ECOMISSION2013,トヨタ飛行船エネルギー教室,兵庫県
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