9月 15日 2013

レンガ造りの本社ビル

レンガ色の堂々とした「えひめ飲料」本社ビルに到着したプリウスPHV

愛媛と言えば“みかん”を連想するように、国内屈指の収穫量を誇る愛媛県が、そのみかんを搾った100%果汁の“ポンジュース”で全国的に知られる「えひめ飲料」と愛媛大学との三者恊働で続ける新エネルギー製造の取り組みを見せていただこうと、松山市中心部を少し外れた一画に広大なジュース工場を構える「えひめ飲料」本社を訪れた。

えひめ飲料さんが見えてきた

松山市街中心部から10分ほど走ると“ポンジュース”の塔屋看板が見えた。

全国的に知られるポンジュース

言わずと知れた国産みかん100%果汁でおなじみの“ポンジュース”

えひめ飲料のラインナップ

受付には、えひめ飲料さんのブランドラインナップが一堂に展示してある

“こだわりはまじめです”

本社とは道路を隔てた工場にあるバイオエタノール製造プラントへ案内していただいた。「こだわりはまじめです」とプリントされたみかん色のウェアが素敵だ。

美味いジュースが作られる工場

おいしい“ポンジュース”をはじめとする製品が作られる松山工場

バイオエタノール製造実証プラント

バイオエタノール製造プラントの予想を遥かに超える大きさにびっくり!

みかんジュース生産量日本一を誇る「えひめ飲料」では、搾った後の“搾汁残さ”が2万トンも発生している。この残さは主に家畜の飼料や堆肥に利用されていたが、15~20円/kgの処理費用を払って廃棄処分されてきたという。そこで、残さからバイオエタノール燃料を製造する愛媛県の取り組みが、国の実証実験事業として稼働中だ。

工場の一画にあるバイオエタノール製造プラントは想像以上に大きな設備で、みかんの残さから得られる脱汁液を最大100m3(リューベ)/日の処理能力があり、99.5%のエタノールを5キロリットル製造できる能力があるという。

愛媛県温暖化防止キャラクター「ストッピー」

タンクの側面に描かれた温暖化防止キャラクター「ストッピー」

各槽を通過して精製される

最上部にあるこの培養槽から発酵工程を経て蒸留設備へと送られる。

高い塔のような形状から見てわかるように、脱汁液をポンプで最上部まで上げて、一工程ずつ下の階層へと落としながら、酵母のパワーで発酵させて行く方式だ。十分に発酵が進んだ液は、隣接する蒸留設備に送られ、エタノールに精製される。

バイオエタノールは、原料となるみかんが生育する時に光合成によってCO2を吸収していることから、利用する際に燃焼させても大気中のCO2が増える事はない(カーボンニュートラル)という考えを元に、温暖化対策と再生可能エネルギー利用の実現に向けて、プラントの効率化、エタノールの用途拡大などの実証実験が進められている。

蒸留設備でエタノールを精製する

培養槽で作られた発酵液が、この蒸留設備へ送られ90%のエタノールになる。それをさらに膜分離で脱水し99.5%にまで精製される。

広大なジュース工場が一望できる

エタノール製造プラントの上からは広大な松山工場全体が一望できる。

えひめ飲料製造企画室山内さん

プラントを丁寧に案内していただいた製造企画室の山内さん

ご案内いただきありがとうございました

詳細な解説付きで案内していただいてありがとうございました。

お忙しいところ、ご案内いただきました製造企画室の山内さん
スタッフのみなさん、ありがとうございました。
みかん王国えひめの新エネルギーに期待しています。

えひめ飲料バイオエタノール製造実証プラント



カテゴリー: ECOMISSION2013,エネルギー,愛媛県

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