7月 5日 2013

「トヨタエコ＆エネルギー教室」高崎市立南小学校

飛行船に大喜びの南小学校の子供たち

環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通して、未来を担う子供たちにも環境・エネルギーのことを考えてもらおうと開催している「トヨタエコ＆エネルギー教室」。群馬県での開催校は、JR高崎駅から100メートル程の市街地にある高崎市立南小学校。周辺をビルに囲まれた学校だが、十分な広さの敷地には緑も多く、郊外の学校と遜色ないほど快適な学び舎だ。

体育館では飛行船やステージの準備がスタッフ総出で進められ、校庭に停めたプリウスPHVは、学校長の吉井先生にお願いして充電中。３時間目の終了を告げるチャイムが鳴り響き、300名の子供たちが続々と体育館に入ってくる。多数来場して頂いたご父兄の方々も席に着いて、いよいよ「トヨタエコ＆エネルギー教室」がスタートした。

吉井校長先生に充電していただいた

飛行船に、世界五大陸の話に、弾ける笑顔の子供たち

オープニングで飛行船「エコミッション号」がテイクオフ！子供たちの頭上を自由自在に飛び回ると、“わぁ〜”っと大喝采がわき起こる。「飛行船博士」天沼先生から環境負荷の少ない飛行船について学んだ後、横田さんが登場し、エコミッションで巡った世界五大陸のめずらしい話をはじめると、子供たちの好奇心の扉は全開に。エコクイズでは元気いっぱいの弾ける笑顔を見せてくれた。

エネルギークイズに大正解！

プリウスPHVの給電デモンストレーション

体育館での公演が終わると校庭に停めたプリウスPHVのもとへ子供たちとご父兄のみなさんが集まってきた。電気をもらっていた充電プラグを外し、停電などの非常時を想定して「ヴィークルパワーコネクター」からの給電でどんな事ができるのかを披露する。渋滞や事故が心配される交差点で活躍する信号機や、暗い夜も安心なLED照明の点灯、お風呂の溜め水を再利用できる電動シャワーや、飛び出すトースターでパンを焼いたりと盛りだくさんの実演には、普段ご家庭でエネルギーを使って家事をこなしているお母さん方が興味を持たれていたようだ。

プリウスPHVの給電デモが始まった

未来へつなぐエコ＆エネルギー

今日の特別授業では、嬉しい事に多数のご父兄の方々に参加していただいた。なかなか捉えにくい環境やエネルギーについて、親子で考える良い機会になって貰えたのではないだろうか。未来を担う子供たちに何を伝え、何を残してあげられるのか。次の世代にツケを回さない素晴らしい時代をプレゼントする事は、ボクたち大人の義務なのだと感じながら高崎市立南小学校を後にした。