7月 11日 2013

森のデジャヴに到着したプリウスPHV

森のデジャヴに到着したプリウスPHV

赤城山麓を東西に横切る「東国文化歴史街道」沿いには、その名の通り古くは旧石器時代から近代にいたるまで、多くの史跡や文化財が散在している。時代を問わず人の痕跡を辿ることが出来るというのは、食べ物や水、気候など、人が暮らすために必要な環境が太古から整った、住みやすい地域だったという証でもある。

そんな赤城山麓の森に暮らし、地元食材を使った美味しい料理を提供する店「森のデジャヴ」を営む利根川さんを訪ねた。彼は数年前まで東京で暮らし、ラジオ番組の制作ディレクターや出版業界で働くバリバリの都会人だった。しかし、多忙を極めビルに囲まれた息の詰まるような毎日に嫌気がさした頃、体調を悪くして都会生活に別れを告げる決心をしたという。

もっとシンプルに暮らせる場所はないものかと方々を探すうちに、有史以前から人々が暮らし、歴史を刻んできたここ赤城山麓に、利根川さんが辿り着いたのは必然だったのかも知れない。

地産の新鮮野菜たち

地産の新鮮野菜たち

「森のデジャヴ」の自慢料理は、地元食材を使ってシンプルに仕上げた創作イタリアン。もともと料理が得意だった利根川さんの腕が素敵な環境でさらに冴える。鋳鉄製のスキレットにたっぷりのオリーブオイルを注ぎ、ガーリックを一片。庭先に植え込まれた数種のハーブからローズマリーを摘み取って、チキンと一緒に投入し、じっくりと焼き上げていく。野菜はもちろんこの地域て穫れたトマト、茄子、ズッキーニ。歯ごたえが残るように軽く火を入れる。スキレットからはジュージューという音とともに、香ばしいハーブの薫りが広がる。

ハーブの良い香りがいっぱいに広がる

ハーブの良い香りがいっぱいに広がる

ガーリックとハーブの香りで空腹に拍車をかけられた僕たちの前に、色合いも鮮やかな料理が並べられた。あっさりとした味付けが地産食材の味を引き出し、本当に美味しい。利根川さんの調理の腕はもちろんだが、何と言っても森に囲まれたこの場所が一番の調味料かも知れない。

絶妙な味に“うまい!”を連呼してしまう

絶妙な味に“うまい!”を連呼してしまう

10分ほどクルマで走ると見渡す限りの棚田が広がり、良質のお米も穫れるという赤城山麓。当然、水も空気も、それを育む森も、先人たちが保証する人が暮らすための良質の環境がここにはある。刃の先端でバランスを取り続けるような業界で都会生活を続けてきた利根川さんにとっても、ここはシンプルに生きる基軸を満足させられる場所に違いない。

もしも日々の暮らしに疲弊する事があったら、もう一度「森のデジャヴ」を訪れて、利根川さんの料理を味わいに来よう。今日、初めて訪れた瞬間の“デジャヴ”を、その時にも感じる事ができるだろうか。

棚田が広がる赤城山麓

棚田が広がる赤城山麓

森のデジャヴ

利根川さん
おいしい料理ありがとうございました。大満足の逸品でした。
お身体に気をつけてお過ごしください。



カテゴリー: ECOMISSION2013,群馬県

トラックバック Uri

コメントは停止中です。