9月 10日 2013

錦帯橋に到着したプリウスPHV

錦帯橋に到着したプリウスPHV

8月末にスタートしたエコミッション@瀬戸内は、各地の学校で開催するトヨタ飛行船エネルギー教室、GAZOO mura訪問、販売店展示イベントなど、連日の過密スケジュールをこなしてきた。

移動日の今日は、半日ほど空き時間ができたので、通過するだけのつもりだった岩国に立寄り、優雅な木製アーチ橋「錦帯橋」まで足を伸ばして日本の美に触れたいと思う。

美しいアーチを描く見事な木製橋

美しいアーチを描く見事な木製橋

岩国藩第3代藩主、吉川広嘉が暴れ川である錦川に、流れない橋を架けることを命じて建造されたという錦帯橋。橋上をゆっくりと歩き、日本情緒を味わうのも良いが、その魅力は河原へ降りて見上げた緻密な構造美にこそあると思う。橋脚を支えるために、がっしりと組み上げられた石積みに立ち、橋の裏側に目をやると、いったいどれ程の知恵と労力が注がれたのか見当もつかないような「匠の技」を目の当たりにする事ができる。

裏側の幾何学的な構造が美しい

裏側の幾何学的な構造が美しい

錦帯橋を渡った先の急峻な山の頂には、瀬戸内海を見下ろす岩国城が建っている。歩いて昇るにはかなりハードな道のりだが、ロープウェイが運行されているので、誰でも気軽に山頂まで足を運ぶことが出来る。ロープウェイの発車時間を待っていると、地元のおとうさんが笑顔で話しかけてきた。

地元のおとうさんの珍解説が楽しい

地元のおとうさんの珍解説が楽しい

「今までに錦帯橋をクルマで渡ったのは2回。戦後すぐに進駐軍がやってきて、ウィリスジープで渡ったんだが、何のおとがめも無かった。その後、軽四駆で渡った日本人は逮捕されたよ。」

錦帯橋にまつわる珍解説を楽しく聞いているうちに、ロープウェイ発車のアナウンスがあり急いで乗車。山頂駅までの大パノラマを楽しんだ。

海外からの観光客も多い

海外からの観光客も多い

山頂にある岩国城周辺は森に覆われ、散策する小道は蛇行しながらアップダウンを繰り返し、さながらトレッキングコースのようだ。木々の間からは光り輝く瀬戸内海も見渡せて、気分上々。早足でひと回りして身体を動かすと気分もリフレッシュできた。

この橋を戻ってエコミッションの旅を続けよう

この橋を戻ってエコミッションの旅を続けよう

序盤の旅がひと段落し、素晴らしい景色でリセットしたボクらスタッフ一同。さあ、このすばらしい錦帯橋をもう一度渡ってプリウスPHVに乗り込み、エコミッションの旅を続けよう。

山口県岩国市「錦帯橋」



カテゴリー: ECOMISSION2013,こぼれ話,山口県

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