9月 6日 2013

須佐地区を流れる藍場川が氾濫した

須佐地区を流れる藍場川が氾濫した

海のムラ(山口県阿武郡阿武町尾無)を後に、国道191号で日本海沿いを東へ走る。山のムラへ向かうには、阿武町を出て萩市へ入り、再び阿武町へ戻るという不思議なルートを辿る事になる。この矛盾は「市町村合併の地名変更」によるもの。隣町は日本書紀に登場するスサノオノミコト(須佐之男命)に由来する萩市須佐地区だが、かつては須佐町だった。

先月初め、この一帯を襲った集中豪雨のために旧須佐町を流れる藍場川が氾濫し、多くの建物が被害を受けた。移動途中に深刻な被害の状況を目の当たりにしたが、ようやく泥のかきだしが一段落ついたばかりで、通行止めの箇所も多く、復興には長い時間と労力がかかるだろう。

藍場川沿いにある藩政時代の武家屋敷では、川の水を屋敷内に引き入れ家庭用水として使う典型的な利水が行われていたというから、今回の水害は少なくとも江戸後期から体験したことのない、まさに未曾有の事態だったと考えられる。

道路沿いに点在する養生シート

道路沿いに点在する養生シート

全国的に異常気象が報じられ、気象庁では8月30日から「特別警報」の運用を開始した。先日、関東地方を襲った竜巻も象徴的な異変だったが、ここ数年で気象が急激に変化しているのを誰もが体感しているのではないだろうか。

災害時のプリウスPHVの役割

環境保全の現場やエネルギー施設をプリウスPHVで巡り、そこで見て来た事柄を訪問先で知ってもらうのが「エコミッション」の目的と考えている。もちろんプリウスPHVの宣伝マンとしての役割も大切な事だが、こうした災害現場を訪れるたびに「このクルマを、どう役立てたらいいのだろう」と真剣に考えている。

非常時にも活躍するヴィークルパワーコネクター

非常時にも活躍するヴィークルパワーコネクター

プリウスPHVは、アクセサリーコンセントがオプション設定になっていて、AC100Vを1,500Wまで使用できる電源を確保できる。もちろんキャンプやレジャー用途にも活躍してくれるのだが、トヨタ自動車の技術担当からは、あくまでも災害などの非常時に少しでも役立ってもらいたいという強い思い入れで開発したので、遊びで使う事をあまり強調しないで欲しいと告げられた事がある。

やはり温かい食事はありがたい

やはり温かい食事はありがたい

それ以来、エコミッションでは「困った時の助けになる機能」を模索し、電灯の無い山中でLED照明を点けてみたり、炊き出しを想定して電気ジャーでごはんを炊いたりと、さまざまな可能性を実践してきた。回を重ねる度に、被災地に電気を運んで行けるプリウスPHVの機動力が、必ず役に立つという確信を持つようになった。新たな使い方を移動中の野外ランチなどで実践しながら、さらに旅は続く。

阿武町、萩市など集中豪雨で被災された地域の一日も早い復興をお祈りいたします。

プリウスPHVの給電実践データ

プリウスPHV のリチウムイオン電池(容量:4.4kwh)の満充電でできること

・26.4km 走行可能
・LED 電球3 個を12 時間点灯
・炊飯器で15 合のごはんが炊ける(5km 走行する電力量で3 合のごはんが炊ける)
・85 枚のトーストが焼ける
・50 リットルのお湯を沸かす

山のムラ 阿武へ



カテゴリー: ECOMISSION2013,Gazoo mura,エネルギー,山口県

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