季節は雲に現れる。朝晩は涼しく過ごしやすいが、日中は真夏のような陽射しが照りつける瀬戸内の空を見上げると、晴天が続く時に現れる“すじ雲”を背景に、夏を感じる“入道雲”と秋空の象徴“いわし雲”が入り混じり、まるで「雲の展覧会」のようだ。
今朝も素晴らしい秋晴れに恵まれた瀬戸内地方。移ろう季節の空を楽しみながら「トヨタ飛行船エネルギー教室」を開催するために向かった先は、岡山県西部にある浅口市立金光小学校だ。
壁の向こうから現れた飛行船に子供たちもビックリ!
環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通じて、未来を担う子供たちに環境・エネルギーのことを考えてもらおうと開催している「トヨタ 飛行船エネルギー教室」。体育館脇にプリウスPHVを停め、今回の開催にあたりサポートしていただいた石井教頭先生にプラグインをお願いして開始時刻まで充電させていただいた。体育館ではステージや飛行船の準備が着々と進められている。
会場となる体育館に続々と入場してくる小学生に混じって、幼稚園の小さな子供たちも参加してくれた。実は浅口市立金光小学校長の高原先生は、隣接する金光幼稚園の園長も兼務されていて、園児たちにも参加するよう声を掛けてくださったのだ。
会場には保護者の方々も見学に訪れ、山陽新聞社の記者、地元ケーブルTV局ゆめネットのクルーなどマスコミ関係者の姿も。「トヨタ 飛行船エネルギー教室」の岡山県初開催に注目してくれていた。
校長先生の挨拶に続き、今回の開催を学校に進言していただいた浅口市議で議長を務める柚木さんも登壇し、「環境やエネルギーの大切さを考える良いチャンスです。」とご挨拶。いよいよ「トヨタ 飛行船エネルギー教室」がスタートした。
飛行船博士天沼先生の合図ともに、体育館の隅に設けられたパーテーションの向こうから、フワリと浮上した飛行船エコミッション号。このサプライズに子供たちの歓声が沸き上がり、スタートから大いに盛り上がりを見せた。そして、プリウスで世界中を巡って来た横田さんが登場。クイズをまじえた環境・エネルギートークでも笑顔の絶えない、素敵な特別授業となった。
電気を運べるプリウスPHV登場!
体育館での授業が盛況のうちに終わり、プリウスPHVの元へ子供たちが集まってきた。電気をもらっていた充電プラグを外し、停電などの非常時を想定して「ヴィークルパワーコネクター」からの給電を披露する。渋滞や事故が心配される交差点で活躍する信号機や、暗い夜も安心なLED照明を点灯。手を洗うことができる電動シャワーには行列ができる程の盛況ぶりだった。
“まさか”の災害時にも、電気を配達できるプリウスPHVに“すごーい!”と感心していた子供たち。君たちが運転免許を取る近い将来、さらに進化したクルマと町が連携し、エネルギーを効率よく管制する「スマートシティ」がこの浅口市に登場しているかも知れない。そんな未来に、小学生の時に見た「トヨタ 飛行船エネルギー教室」の事を思い出してほしいと願いながら、浅口市立金光小学校を後にした。
浅口市立金光小学校の子供たち、準備してくれた先生方、
開催を進言していただいた市議会議員の柚木さん、
参加していただいた多くの皆様
ありがとうございました。
明日は環境のバロメーターとも言える、ある“海辺の生き物”のお話です。
お楽しみに。
ゆめネット様 ニュースに掲載されました。
■トヨタ飛行船エネルギー教室 金光小学校
http://home.kcv.ne.jp/yumenews/news.html?p=11092
カテゴリー: ECOMISSION2013,トヨタ飛行船エネルギー教室,岡山県
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