環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通して、未来を担う子供たちに環境やエネルギーのことを考えてもらおうと開催している「トヨタ エコ&エネルギー教室」。関東ブロック最後の開催となる狭山市立柏原中学校を訪れた。
3連休初日の穏やかな朝。幹線道路の下り線が少し混雑しているものの、ひっそりとした狭山市街を抜け、今日の会場となる柏原中学に到着した。プリウスPHVを停めて歩きだすと、全校生徒総出で“草むしり”をしている子供たちから「おはようございます!」と元気な挨拶。じっとりと湿っ気を帯びた空気が、少しだけ爽やかに感じられた。
「おはようございます!」ひと際大きな声で出迎えてくれたのは、今回の特別授業担当の室井先生。弾けるような笑顔が素敵な先生にプラグインをお願いして開始時刻まで充電させていただいた。体育館では、飛行船“エコミッション号”にヘリウムガスが充填され「トヨタ エコ&エネルギー教室」の準備が着々と進められている。
全校生徒が体育館に整列して着座し「トヨタ エコ&エネルギー教室」がいよいよスタートした。オープニングで飛行船「エコミッション号」がふわりとテイクオフ。頭上をゆっくりと旋回しながら、搭載された小型カメラで子供たちの姿を捉えて前方のスクリーンに映し出すと、飛行船の航路に沿うように歓声がわき起こる。
「飛行船博士」天沼先生から環境負荷が少なく、エネルギーの自立を目指し宇宙開発にも利用されつつある飛行船について学ぶんだ後、横田さんが登場。エコミッションで巡った世界五大陸の環境やエネルギーに関する“生”の話に熱心に耳を傾ける、生徒たちの純粋な眼差しが印象的だった。恒例のペーハー測定の結果は「6.8ph」とほぼ中性。科学部の生徒たちによる近隣河川の水質調査結果も発表してもらったが、同様な好数値を記録していた。ここ狭山には素晴らしい水環境が整っているようだ。
体育館での公演が終わり、昇降口に移動したプリウスPHVで、停電などの非常時を想定した「ヴィークルパワーコネクター」からの給電を披露する事に。渋滞や事故が心配される交差点で活躍する信号機や、暗い夜も安心なLED照明を点灯。手を洗うことができる電動シャワーは行列ができる程の盛況ぶりだった。周囲を埋め尽くす全校生徒の笑顔に囲まれるプリウスPHVが一瞬、嬉しそうな表情を浮かべたように見えた。
「トヨタ エコ&エネルギー教室」狭山市立柏原中学校
最後までとても熱心に見ていただいた柏原中の生徒さん、
準備や撤収に汗を流してくださった先生方、
休日にも関わらず駆付けていただいた
トヨタ広報部の中井さん、加藤さん
今日はありがとうございました。
カテゴリー: ECOMISSION2013,トヨタ エコ&エネルギー教室,埼玉県
トラックバック Uri