環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通して、未来を担う子供たちに環境・エネルギーのことを考えてもらおうと開催している「トヨタ エコ&エネルギー教室」。2013年最初の会場は、九十九里浜を望む長生村立一松小学校だ。
昨日からの雨の恵みをたっぷりと浴びて、田んぼが青々と茂る中に、純白のコサギたちが何かをついばんでいる。クルマを降りて田んぼを覗き込むと、タニシや水棲昆虫がそこかしこにうごめいき、健康な田んぼがしっかりと管理されている事を実感する。
そんな素晴らしい田園風景に囲まれた長生村立一松(ひとつまつ)小学校の子供たちは、プリウスPHVを歓迎してくれるだろうか。心配された空模様も何とか持ち堪えてくれそうだし、半年ぶりの学校訪問に気持ちが昂る。
時には元気いっぱいに、時には真剣に
到着早々、会場となる体育館脇にプリウスPHVを停め、担当の教頭先生にお願いして開始時刻まで充電させていただいた。ステージや飛行船の準備も整い、いよいよ「トヨタ エコ&エネルギー教室」がスタート。オープニングで飛行船「エコミッション号」がふわりとテイクオフして子供たちの頭上を旋回すると、はじめは緊張気味だった子供たちの顔にも笑顔がほころぶ。
「飛行船博士」天沼先生の丁寧な語り口で、環境負荷の少ない飛行船について学ぶんだ後、横田さんが登場。エコミッションで巡った世界五大陸の話に子供たちの好奇心の扉は全開に。クイズや楽しい話では元気いっぱい、環境の大切さの話には真剣な表情をみせる子供たちの純粋な心を感じることができた。
プリウスPHVの電気で散髪のサプライズ!
「トヨタ エコ&エネルギー教室」が盛況のうちに終わり、プリウスPHVの元へ子供たちが集まってきた。電気をもらっていた充電プラグを外し、次は「ヴィークルパワーコネクター」からの給電を披露する。
アンペルマン信号機を繋いで「停電の時にこのクルマで交差点に行ったら信号機が使えるよね」これには子供たちもびっくり! 暗い夜も安心なLED照明を点灯すると、お母さんたちも納得の表情に。
ここで横田さんが電動バリカンを手にして登場し、「今からここで出張床屋を開店しま〜す!」キョトンとした子供たちの前で、まさかの散髪開始!今日いちばんの盛り上がりを見せた。
盛況のうちに全スケジュールが終わり“ありがとうございました!”と笑顔で校舎へ戻る子供たちが、クルマを運転する年齢になった頃、どんな社会になっているのだろうか。今日の体験がほんの少しでも環境やエネルギーの事を考えるきっかけになってくれれば素晴らしいと願いながら、長生村立一松小学校を後にした。
「トヨタ エコ&エネルギー教室」長生村立一松小学校
担当していただいた先生方、子供たちと一緒に参加していただいたお母さん方、
本日はありがとうございました。
明日は不思議な自然エネルギーをお伝えする予定です。
お楽しみに。
カテゴリー: ECOMISSION2013,トヨタ エコ&エネルギー教室,千葉県
トラックバック Uri