ふわりと浮かび揚がり、頭上を自由自在に飛び回る飛行船。はしゃぎながら掛け回る校庭の端を、するすると静かに走り抜けて行くプリウスPHV。どちらも子供たちから羨望のまなざしを向けられる“夢”の乗り物。少し難しそうな「環境・エネルギー」の事を少しでも身近に感じてくれたなら、ここへやって来たボクたちの役目は果たせたのではないだろうか。帰り際に“ありがとうございました”と、いつまでも手を振ってくれた壬生町立壬生小学校の子供たちの笑顔をいつまでも忘れない。
子供たちの元気でヒートアップ
ステージや飛行船の準備も整い、担任の先生に引率されて子供たちが続々と体育館へ入場して来た。ガランとしていた会場があっという間に659人の子供たちで埋め尽くされ、夏祭り会場のような熱気に包まれる。司会者の合図でいよいよ「トヨタ エコ&エネルギー教室」がスタート。飛行船「エコミッション号」がテイクオフして子供たちの頭上を旋回すると、会場が震えるほどの大喝采が沸き起こる。飛行船の仕組み、エコミッションで巡った世界五大陸の話や楽しいクイズ、学校のPH測定など盛りだくさんの特別授業「屋内篇」を終えると、子供たちと一緒に校庭に停めたプリウスPHVのもとへ移動。給電機能を使ったデモンストレーションを見てもらった。
千三百十八の瞳が見つめる未来
停電などの非常時を想定してプリウスPHVにオプション設定された「ヴィークルパワーコネクター」は、雨の日や施錠したままでも給電機能が使える優れもの。停電にも安心なLED照明を点灯したり、お風呂の汲み置きなどを再利用できる電動シャワーを動かしたりしてみせると、子供たちは目を丸くして驚いていた。そこにタイミング良くトースターから“ポン”と焼き上がったパンが飛び出した。数名に試食してもらったが、プリウスPHVが焼いたパンの味は格別だったようだ。
万一の時にも最低限の電力を確保できる“ちょっと先を行くクルマ”プリウスPHV。ここに居る子供たちが運転免許を取ってハンドルを握る頃には、その先にある、さらに進化した未来のクルマが町に溢れているかも知れない。大人になった時、今日の事を少しでも覚えていてくれるとイイな、そう思いながら壬生小の子供たちに別れを告げた。
「トヨタ エコ&エネルギー教室」壬生町立壬生小学校
壬生町立壬生小学校のみなさん
ありがとうございました。
カテゴリー: ECOMISSION2013,トヨタ エコ&エネルギー教室,栃木県
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