日本グッドイヤーが社会貢献活動の一環として、全国各地の小学校を巡回しながら環境にやさしい飛行船を通じて身近なエコを感じてもらおうという「飛行船エコ教室」を開催するため「仙台市立片平丁小学校」を訪問した。仙台市街地を流れる広瀬川の対岸に青葉城公園を望む素晴らしい立地にあって、岡千仭が開いた「麟経堂塾」が起源とされる片平丁小学校は、開校以来130年の長い歴史のなかで、多くの著名人を輩出してきた東北地方屈指の伝統校だ。市内で唯一芝生の校庭があるのも特徴のひとつで、少人数制のきめ細かい教育環境が整っている。
授業が行なわれる間、“電気くださ〜い!”とプリウスPHVの充電をお願いした。快く引き受けてくれた校長先生がプラグをカチッと差し込んで充電がスタート。電気の供給元は「家庭科室」のアース付き100Vコンセントから。
体育館に2学年130人が集合。「飛行船エコ教室」が始まると、すいすいと飛び回る飛行船に大歓声がわき上がった。“大きいのに良く飛ぶね” “早いからびっくりした”と、興奮気味に話す姿が印象的だ。もちろん環境の話にも熱心に耳を傾け、ゴミを出さない工夫をするとか、水を大切に使おうとか、当たり前だけど忘れそうな何かを感じてもらえたようだ。
盛況のうちに飛行船教室が終わって休み時間になると、校庭の隅で充電しているプリウスPHVを見つけて、沢山の子ども達が集まってきた。目をキラキラと輝かせながら、次世代のクルマに触れているのを見ていると、こちらまで幸せな気分に包まれる。
3時間で充電が完了し、片平丁小学校を出発。今日の宿泊地「石巻」へ向う前に、青葉城公園から仙台の街を眺める事にした。伊達政宗公像のある高台から見下ろす仙台の街は燃えるような赤や、輝く黄色に彩られ、紅葉真っ盛り。1年で一番あでやかなシーズンを迎えていた。
地元のテレビ4局が「飛行船エコ教室」の取材に訪れ、夕方の番組で片平丁小学校の子供達の元気な姿が、一斉にオンエアーされた。
■TBC東北放送 18:55〜「1にスイッチ!」
■OX仙台放送 18:55〜「FNN仙台放送スーパーニュース」
■MMTミヤギテレビ 18:55〜「OH!バンデス」
■KHB東日本放送 18:55〜「アルヨ」