2014年5月30日 11:25 釜山国際モーターショー会場BEXCO。
韓国トヨタのブースは、開演前から続々と集まって来たプレス関係者で溢れ返り、身動きが取れない程の盛況ぶりだ。
照明が落とされ数秒間の静寂の後、透き通るような声でオープニングが宣言された。
軽快なリズムに乗せた25秒間のカウントダウンムービーがスタートし、ブース全体が震えるような高揚感に包まれる。
YOU ARE SO SMART
トヨタが今年掲げるコンセプトと共に、韓国トヨタの吉田社長が登壇し、いよいよプレスカンファレンスが始まった。
最初に紹介されたのは、来年の発売が予想されている次世代4ドアコンセプトカー「TOYOTA NS4」。流麗なボディーに先進技術を凝縮したプラグインハイブリッドカーだ。
続いて全面ディスプレイとネットワーク接続機能を搭載した“走るスマートフォン”Fun-Vii。いずれも各地のモーターショーで発表済みのモデルだが、ここ韓国でも注目を集めていた。
BGMがピタリと止まり吉田社長の紹介で、いよいよ横田さんが登場した。
「特別な方をお招きしています。ハイブリッドカープリウスの伝道師 横田さんです!」
15年に渡りプリウスと共に駆け巡った軌跡をプレゼンテーションし、世界中のあらゆる路面、燃料インフラ、標高、天候にもビクともしない耐久性、信頼性をアピールした。最後は吉田社長とがっちりと握手を交わし、喝采を浴びながら閉幕した。
閉会後もTV・雑誌当、韓国メディア各社の取材が夕方まで続き、長い一日が終わった。明日は一般入場者を迎えてのプレゼンテーションが控えている。
釜山国際モーターショー2014では、韓国トヨタスタッフ、チームACPメンバー一同、セウォル号の事故で犠牲になった方々に哀悼の意を表するイエローリボンを付けて参加しています。改めてご冥福をお祈りいたします。
カテゴリー: ECOMISSION2014,釜山,韓国
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