小雨まじりの中を、遠野から六角牛山(ろっこうしさん)の北側を抜け、沿岸部の鵜住居(うのずまい)方面へ抜ける笛吹峠へ向かった。深い谷間を縫うようにヘアピンカーブが連続する難所だが、地元の主要道路だけにそこそこの交通量もある。しばらくすると徐々に道幅も狭くなり、途切れる事なく現れる対向車とのすれ違いに気を使いながら、立石山の麓、鵜住居川のせせらぎが響く美しい集落に到着した。 «.. 続きを読む .. »
カテゴリー: エコミッション2012,岩手県
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小雨まじりの中を、遠野から六角牛山(ろっこうしさん)の北側を抜け、沿岸部の鵜住居(うのずまい)方面へ抜ける笛吹峠へ向かった。深い谷間を縫うようにヘアピンカーブが連続する難所だが、地元の主要道路だけにそこそこの交通量もある。しばらくすると徐々に道幅も狭くなり、途切れる事なく現れる対向車とのすれ違いに気を使いながら、立石山の麓、鵜住居川のせせらぎが響く美しい集落に到着した。 «.. 続きを読む .. »
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バイパス沿いの道の駅「遠野 風の丘」に立ち寄ると、建設作業者の一団がこちらを見据え、強烈なメッセージを伝えるポスターが貼りだされていた。「遠野の、意地がある。さあ復興の道をつなごうか。」
一瞬にして心を奪われた僕らは彼らに会って話を聞きたいと思い、GazooMura遠野の代表でもある「遠野山・里・暮らしネットワーク」浅沼さんにお願いして、その機会を得る事ができた。 «.. 続きを読む .. »
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目の前に広がる美しい故郷の風景と、心の中にある理想郷が融合した世界「イーハトーブ」。ポーランド人のザメンホフが提唱した世界共通言語のエスペラント語で岩手をそう呼んだのは宮沢賢治だった。東京から岩手に移り住み「イーハトーブ」の名を冠するトライアル大会を主催し続けてきた、日本トライアル界の草分け、万澤安央さんが追い求めた理想郷を訪ねた。 «.. 続きを読む .. »
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風が樹々を揺らす音と共に台風17号近づいてくる。夜半近くにパラパラと降りだした雨がやがて絶え間なく流れる滝のように低い唸り声をあげ、宿泊している小さなロッジが暗闇の中で孤立したように感じられる。やがて東の空が僅かに赤みを帯びてほんやり明さを取り戻すと、ちぎれた黒雲が一気に走り出し、日の出を向かえる頃には、まさに“台風一過”の眩しい青空が広がっていた。 «.. 続きを読む .. »
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昨日までの曇天が嘘のように、頭上にぽっかりと青空が広がる。遠野三山のひとつ「六角牛山(ろっこうしさん)」の背後から昇る朝日が、稜線に絡みつく綿雲を見事に照らし出す幻想的な風景が広がっていた。黄金色の田んぼが一層の輝きを放つ田園地帯を抜け、「遠野ふるさと村」へ向かった。 «.. 続きを読む .. »
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