“蔵とラーメンの町”喜多方を後に、関越自動車道~東北自動車道を通り、福島市へと移動。大自然の中を、風と共にプリウスPHVで静かにクルージングするのはガソリン車とは別格の爽快感がある。
福島市に到着するとメンバーの交代が行われた。前半と中盤を担当していた高橋隊員と交代したのはチーム最年少、初参加の私こと新飼です。今日は早速私がレポートを担当いたします。どうぞよろしくお願いします。
到着早々、サポートカーである30プリウスを運転して私が気になったのは純正ナビの地図の古さだ。不慣れな土地でこそナビに頼りたいところだが、設定した施設が登録されていなかったり、あるはずの道路が無かったりと、早速不安を感じてしまった。すでに今回30プリウスをドライブしているメンバーにも状況を聞いたところ、これまでのルートでもバイパスなどの新しい道が多数できていて不便を感じることがあったのだとか。
この30プリウス(2009年6月登録)の純正ナビに収録されているのは、2009年春版のデータ(2008年10月頃までの情報)ということがナビの設定メニューから判明。トヨタのホームページ内にある最新版地図ソフトの情報ページからも、多くの更新が行われていることが確認できた。
ということで、残りの旅を効率的かつ安全に進めるために、ナビの地図ソフトを更新することに決定。メンテナンス日にこれらの段取りを私が担当することになった。
作業をお願いしたのは、トヨタカローラ福島 西中央店。同店は広い敷地内中央に設けられた円形のガラス張りのショールームが特徴的で目の前を通る13号バイパス(福島西道路)を走っていても目を惹く。サービス工場や野外展示スペースも広く、ボリューム感たっぷりの店舗だ。
作業を対応してくださったのは、ハイブリッドスペシャリストである整備士の佐藤さんだ。地図ソフトが入った機器をナビのUSB端子に接続して作業開始。30プリウスに搭載されている純正ナビはHDDタイプで更新作業はトヨタディラー(プリウスの場合、全チャンネルで対応可能)での書き換え作業となる。
約30分で作業完了。設定画面で確認してみると最新版の地図ソフトである2012年春版(前年4月から10月までに確認した情報に基づき編集されたもの)と表示されていた。一見何の変化もないが、丸3年間分の新しい情報が入ったのだから、その安心感だけでも更新した価値は十分にある。
地図ソフトの更新が完了すると、プリウスPHVとサポートカーの30プリウスの点検をお願いした。長距離、長時間走行する我々の旅にはとても重要なことで、メンバーによる点検だけではなく、客観的にプロの目でキチンと点検してもらうことも必要なのだ。そして「メンテンス日」をスケジュールに組み込んでおくことが、旅を成功させる秘訣なのである。
特に車両に問題はなく、タイヤの空気圧の充填を行った。寒暖の差が激しいこの季節は、タイヤの空気圧の変動も激しく、極端なエア不足は燃費の低下につながるので注意しておきたいポイントだ。
この先にあるトヨタカローラ福島 福島店には充電スタンドがあることを教えてもらい、立ち寄ることにした。こちらの店舗は東北最大級の規模を誇るメガディーラーだ。正面駐車場の一角に「G-Station」と名づけられた充電スタンドが設置されており、来訪時はプリウスPHVの試乗車も用意されていた。同店では、お客様に専用のカードを配布して、これを「G-Station」にタッチすれば、いつでも充電が可能だ。飛び込みでお願いしたが、快く“カチッ”とプラグインさせていただき、フル充電にしてメンテナンス完了!
G-Stationで充電するプリウスPHV
トヨタカローラ福島 西中央店、福島店の皆様、突然の訪問にも関わらず、親切にご対応くださりありがとうございました。
さて次は「トヨタ飛行船エネルギー教室」福島市立 荒井小学校です。お楽しみに!
カテゴリー: エコミッション2012,福島県
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