八戸からフェリーに乗り込み苫小牧へ。九州から始まったエコミッション2010@ジャパンは、ついに北の大地、北海道へと駒を進めた。苫小牧から道央自動車道を経由して穂別国道へ入ると本州とは違う北海道ならではの風景に目を奪われる。遠くで雪を頂く大雪山連峰、麓にひろがる雄大な針葉樹や樺の原生林。広大な牧草地に点々と群れなす乳牛たち。絵はがきのような風景が延々と続く。
日高を過ぎて日勝峠へ差し掛かる頃、初めての雪道に遭遇した。昨晩降ったと思われる雪は、気温−2度と冷え込んでいるため、日陰には結構な量が残っている。再凍結してアイスバーンのような場所もあり、橋の上やコーナーではスピードに注意して慎重に走った。スタッドレスタイヤのグリップ力を試す絶好のコンディションだったが、あまりにもあっけなくコーナーを曲がり、滑るそぶりも見せない性能に、進化したスタッドレスタイヤの力を見せつけられた感じだ。これから一週間、北海道のさまざまな道でこのタイヤを試して行きたいと思う。
道東自動車道〜阿寒横断道路を経て、本日の目的地弟子屈町へ到着。明日は野生動物と触れ合う予定。(触れ合えるかどうかは、アチラの機嫌に掛かっているが)どんなドラマが待っているのか楽しみである。