「つわぶきの里」津和野探訪

鯉がゆったりと泳ぐ掘割り

鯉がゆったりと泳ぐ掘割り

山口から山陰道を北上していくつかの峠を越えると瀬戸内海へ注いでいた川の流れが日本海側へと逆転する“分水嶺”に差し掛かる。うっそうとした森を縫うようなワインディングを進むうち、突然パッと視界が開け、赤い瓦屋根が連なる町が現れる。“津和野”。黄色い可憐な花を咲かす「ツワブキ」が群生する「野」が語源らしいが、しっとりとして情緒に満ちた響きだ。

青野山の麓、周囲を山に囲まれた川沿いの狭い土地に、漆喰の白壁と赤い瓦屋根が特徴の歴史的建造物が数多く残り、「山陰の小京都」と称された人気の観光地でもある。町を散策してみたが、平日にも関らずツアーバスがひっきりなしに観光客を連れて来て活気がある。掘割りの澄んだ流れには鯉が群れ泳ぎ、古い町並みを人力車が行く。津和野には懐かしくも不思議な時間が流れている。

町内を流れる高津川は一級河川の中でも珍しくダムが無く、国土交通省の水質調査で「日本一の清流」のお墨付きを得ている。天然のダムとも言える深い水源森からは常に新鮮で豊かな水量が供給され、澄み切った清流を支えているのだ。

この河川流域を舞台とし、川を通して、森・里・海の繋がりを考える環境シンポジウムや、海と山をカヤック、自転車、登山の3種目でつなぐ環境スポーツイベント「高津川シー・ツゥ・サミット2010」が9月18〜19日に開催予定で全国的な注目を集めている。水源地を有する津和野町役場でもこのイベントに積極的に取り組んでおり準備を進めているという。

山口トヨペット 山口店訪問

昨日の夕方、広島から山陽自動車道で山口へ向かった。陽が傾いてから西へ向かうと太陽が目に入って運転しにくいのが普通だが、ヒダのような山並みを貫く約100kmの区間には長短取り混ぜて30個以上のトンネルが連なっているため、あまり眩しい思いをせずに山口へ到着する事ができた。時折山の隙間から垣間みる瀬戸内海の輝きが印象的だ。

早朝から開店時間を待って「山口トヨペット 山口店」を訪れた。リニューアル工事の進む陸上競技場の正面にある大型店舗は洗練された印象だ。開放的な多段フロアを効果的にレイアウトした店内は、クルマを気持ちよく見ることができそうだ。プリウス PHVが来店する事を知り、今日のニュースで放送したいと地元のテレビ局3社が取材に駆けつけた。各局の取材クルーがPHVの充電の仕方などを順番に撮影していた。

明るい対応の山口トヨペット山口店

明るい対応の山口トヨペット山口店

広島トヨペット観音店訪問

広島中心街を散策して驚いたのが橋の多さだ。太田川が上流部でいく筋かに分かれ扇状に海に注いでいるため、どこへ行くにも橋を渡らなければならずいささか面倒ではあるが、水と人が作り出す情景が何とも魅力的な町だ。

多いといえば、プリウスの遭遇率も相当なもの。ここ1年間で都市部を中心に登録台数は増えているのだが、広島は桁違いに多く交差点で前後左右がすべてプリウスという事もあった程だ。環境意識の高い土地なのかも知れない。

プリウスPHVのドライバーズシートにご満悦

エコミッション2010@ジャパン本州編は、目抜き通りに店舗を構える「広島トヨペット 観音店」訪問で幕を開けた。真新しいショールームにプリウスPHVを搬入し“電気くださ〜い!”と充電をお願いしながら、しばらくお披露目する事に。週末とあって家族連れなど沢山の方で賑わう店舗の真ん中に、充電プラグを差し込んだ“新種のプリウス”を見つけると、充電時間や走行可能距離、ドライブフィールなど次々質問が続き、PHVに対する関心の高さが伺えた。