昼を過ぎる頃、厚い雲がわき出して天気の急変が心配だ。
こちらは打って変わり、鮮やかなブルー基調のお店作りがさわやかで店頭の一段高い場所の白タイルの上に乗ったプリウスPHVは澄まし顔に見えた。
子供連れの家族を次世代のクルマのシートに座り幸せそうな会話をしている。
“君が免許を取って運転する頃には、町中にこんな車が走っているかも知れないな。”
遠く宮崎までプリウスPHVを運んで来た苦労が報われた瞬間だった。
昼を過ぎる頃、厚い雲がわき出して天気の急変が心配だ。
こちらは打って変わり、鮮やかなブルー基調のお店作りがさわやかで店頭の一段高い場所の白タイルの上に乗ったプリウスPHVは澄まし顔に見えた。
子供連れの家族を次世代のクルマのシートに座り幸せそうな会話をしている。
“君が免許を取って運転する頃には、町中にこんな車が走っているかも知れないな。”
遠く宮崎までプリウスPHVを運んで来た苦労が報われた瞬間だった。
天気予報によると関東地方まで梅雨明けしているようだが、ここ九州だけが開けきれずに足踏みしている。確かに今日の天気はがんがんに強い日差しが一転、バタバタと大粒の雨が落ちて来たりと安定しない。
青く澄み切った青空にカローラ店のコーポレートカラーが映えるトヨタカローラ宮崎花ヶ島店を訪れた。プリウスPHVに真っ先に歩みよって来たのは、にこやかに微笑む初老の紳士。プラグインの特徴をひと通り見終えると、炎天下の街道沿いでキャップを被り誘導棒を振ってお客様を迎えていた。後で営業スタッフから聞いたのだが、何と営業本部長さんだとか。自ら先頭に立って感謝の気持ちを伝えお客様をお迎えしたいとの考えで、1日3時間エントランスに立っているという。
それが功を奏しているのか、スタッフ全員のキビキビとした対応が心地よく、お客様の笑顔が印象的だった。
午後になって急に雲が湧いたかと思うと、30分の通り雨。打ち水効果で少しは過ごしやすくなると思いきや、気温はさらにうなぎ昇り。じっとしているだけでも汗ばむ盛夏の陽気になった。
宮崎トヨタのエントランスにプリウスPHVを停車すると、すぐにスタッフの方々が集まって来た。電源を確保して充電のセット完了。モニター表示の説明をしながら、しばらくは雑談めいた会話を楽しんでいると、どうやら社長さんが一番熱心にプリウスPHVについて質問されている様子。
「社長、ちょっと一回り運転してみませんか?是非フィーリングを体験してくださいよ。」
ACP横田からのサプライズ提案だった。スタッフからの激励を受けながら運転席に乗り込むと、微かなモーター音をだけを残して街へ滑り出していった。
10分程の短い試乗だったが感想を伺うと、“これ程長い時間エンジン音を聞かずに走った事は無かった、すばらしい!”とプリウスPHVに感激の様子だった。