大分川沿いの下郡バイパスから急な坂道を一気に登り、守岡山の頂にある大分市立森岡小学校に着くと、大分の街はもちろん、由布岳から高崎山の連なりやフェリーが行き交う別府湾まで一望する素晴らしい眺望だ。秋晴れの澄んだ青空の下、学校を取り囲む森に子供たちの歓声が響きわたっていた。
環境にやさしい空の乗り物「飛行船」と、プラグインハイブリッドカー「プリウスPHV」を通して、未来を担う子供たちに環境・エネルギーのことを考えてもらおうと開催している「トヨタ飛行船エネルギー教室」。今日の開催校は、何と校庭の下に古代からの遺跡が眠るという大分市立森岡小学校だ。
保健室のコンセントから充電させていただいたプリウスPHVの充電プラグを外し、5・6年生に集まってもらった。電気を取り出す“ヴィークルパワーコネクター”を装着してLED照明、電動シャワー、扇風機、信号機などを繋ぎ、災害の時にも役立つ1,500Wのパワーを体験してもらった。プリウスPHVの“底力”に子供たちも引率の先生方も驚いた様子。
デモンストレーションをしっかり見てもらったお礼に、電動シャボン玉マシーンの登場。陽射しを浴びてキラキラ輝く泡が、子供たちの笑顔を一層輝かせていた。
プリウスPHVのデモンストレーションの後は、体育館に移動していよいよ「トヨタ飛行船エネルギー教室」がスタート。オープニングで飛行船「エコミッション号」がふわりとテイクオフして子供たちの頭上を旋回すると、会場全体が喝采に包まれた。
「飛行船博士」天沼先生のやさしい語り口で環境負荷の少ない飛行船について学んだ後、横田さんが登場。エコミッションで巡った世界五大陸の話に子供たちの好奇心の扉は全開!クイズや楽しい話では元気いっぱい、環境の大切さの話には真剣な表情を見て、大分の素晴らしい自然と歴史が育んだ子供たちの素直な心を感じることができた。
かつて
森岡小のこどもたち、先生方、ご父兄の皆様
楽しい時間をありがとうございました。