佐賀県初の「トヨタ飛行船エネルギー教室」が行われる佐賀市立鍋島小学校は、学制が始まって間もない1882年(明治15年)創立の伝統校だ。広大な敷地に大きな校舎と体育館が
全国的に少子化が取り沙汰される中、周辺の宅地開発が進んだおかげで学区内の児童数が急増し、一時は児童数が1,600名を越すマンモス校だったため、この広々とした環境が必須だったのだとか。
その後、さらに児童数が増えることが見込まれ、校区を2分して新たな小学校が新設されたため、児童数は全盛期の約半数になり、驚くほどゆったりとした環境で学ぶ事ができる小学校になったのだという。
渡り廊下脇にプリウスPHVを停め、電気を使ったデモンストレーションに備えるため、教頭先生に“プラグイン”をお願いして開演時間まで充電させていただいた。体育館では、飛行船のセッティングやステージの準備が急ピッチで進められている。
エコミッションが巡った中で最も大きな体育館に600名を超える子供たちが入場して、いよいよ「トヨタ飛行船エネルギー教室」が始まった。オープニングで飛行船「エコミッション号」が子供たちの頭上を旋回すると、喝采と共に笑顔がほころぶ。飛行船博士天沼先生から環境にやさしいと言われる飛行船の仕組みや歴史について学んだ後、横田さんの登場。エコミッションで巡ったアフリカのサハラ砂漠や南米マチュピチュなどの珍しい場所の事だけでなく、“エネルギーの自立”といった、ちょっと難しい話にも、子供たちは熱心に耳を傾けていた。
「トヨタ飛行船エネルギー教室」の終盤、児童を代表して、今日の感想とお礼を述べてくれた。ちょっと照れくさそうに“ありがとうございました”という言葉が本当に嬉しい。最後には、6年生全員が整列して飛行船エコミッション号と記念撮影。小学校生活の思い出のひと駒に加えていただいた。
体育館での授業が終わると、5、6年生を対象にプリウスPHVのデモンストレーションを披露した。電気をもらっていた充電プラグを外し、電気を取り出すヴィークルパワーコネクターを装着。信号機やLED電球、電動シャワー、シャボン玉など、いろいろな電気製品をプリウスPHVから取り出したコンセントに繋いで動かして見せると、これには子供たちもびっくり!プリウスPHVの回りはたくさんの輝く笑顔であふれていた。
鍋島小学校の子供たち、ご父兄のみなさん、先生方
広々とした学び舎でたくさんの笑顔をいただきました。
ありがとうございます。