海岸線を御前崎へ向かう途中、幾つもの大型風車が風を受けてゆっくりと回るのが見えてきた。70メートル級だとすれば1基当り最大2.5〜3Mwhぐらいだろうか。この先5kmほどに、2011年5月に全ての原子炉を停止した浜岡原発がある。
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静岡
発電効率向上を目指す「小水力と太陽光」
この数年で急速に浸透してきた太陽光パネル。メガソーラーの建設ラッシュが報じられ、一般住宅はもちろん役場や商業施設、山奥の休耕地にいたるまで“黒い板”の勢力は増すばかりだ。一方、地域発電の切り札として話題に上る“小水力発電”はどうだろう。全国の候補地は1,000箇所を超えるというのに、実際に稼働しているのはたった30カ所余と異様に少ない。両者の発電効率の違いを知るため、2つの施設を訪れてみた。
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治山工事で自然と対峙する「GROWGEO グロージオ」
パイプ組みの簡素な“駅”で小さなエンジンが唸りを上げる。ガクンと身体が揺さぶられてトロッコがゆっくり動きだすと、への字に折れ曲がったレールが一気に谷底へと向きを変える。そのまま転がり落ちそうな恐怖に駆られ、手すりを握る拳に目一杯力が入る。鬱蒼とした原生林に囲まれた治山工事の現場が、圧倒的な迫力で眼前に広がる。
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プリウスPHVで「エレキャンプ Electric Camp」
都会の喧騒を離れて大自然に抱かれながら、家族や仲間たちと過ごすひとときは最高に楽しい。非常用電源として装備されているプリウスPHVの“給電機能”だが、その底力を実体験するため、出来るだけ多くの参加者を募り、奥大井の河原を訪れてみた。
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「トヨタ飛行船エネルギー教室」川根本町立小中学校合同開催
「トヨタ飛行船エネルギー教室」の開催時刻が迫ると「おはようございます!」と、校門の前に次々と到着するバスから降りて来る子供たちの元気な声が響く。美しい清流がきらめく奥大井の豊かな自然に育まれた子供たちは、飛行船やプリウスPHVの登場にどんな笑顔で応えてくれるだろう。
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稲作のルーツを知る「登呂遺跡」
昭和18年。戦時中で航空隊の基地があり、特産の桐を使ったプロペラ工場が稼働していた静岡に、新たな軍需工場が建設されようとしていた。基礎工事の途中、湿地だったこの場所から木製の船や器などが多数見つかり、1世紀頃の遺跡だと分かった。
静岡トヨタ 和田店訪問
浜松駅から国道152号線を東へ向かうと、宮竹交差点に「R152自動車街通り」の標識が立っている。てっきり俗称かと思っていた“自動車街通り”という名称は、どうやら正式なモノのようである。国産、輸入車、中古車を問わず、あらゆるカーディーラーが軒を連ねるクルマのメッカのような場所に、今日の訪問先「静岡トヨタ 和田店」がある。
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“天ぷらカー”ワークショップに飛び入り参加「浜名湖」
エコミッション一行を避けているのだろうか。梅雨だと言うのに3週間余も本格的な雨に遭遇する事なく旅を続けている。今日にしても、明け方までの雨が出発時刻にはピタリと止み、澄んだ青空が広がった。向かった先は、強い陽射しにキラキラと輝く浜名湖。カタチの良い入道雲がゆっくり頭上を通り過ぎ、北の山々へ吸込まれて行く。
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“清流の恵み” わさび「杉山農園」
刺身や蕎麦に欠かせない日本原産の香辛料、山葵〈わさび〉。深い森の栄養豊富な水で育った山葵は、まろやかな刺激と独特の甘みで食材の旨味を引き出してくれる。安倍川源流で手間ひま掛けて栽培されている山葵は、味も大きさも申し分ない一級品。三ツ星レストランの有名料理人にも認められたという山葵を求め、安倍川源流部を目指した。
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GazooMura 梅ヶ島「安倍川の豪快な流れと名湯」
新東名高速・新静岡I.C.を降りて安倍街道(県道29号)を北へ向かうと、ゴロゴロと大きな岩が転がる安倍川の広大な河川敷が見えてくる。大河内を過ぎた辺りから景色が一変、山は高く急峻に、谷は深く切れ込み、マチの暮らしでは味わう事のないワクワク感が込み上げてくる。 続きを読む «GazooMura 梅ヶ島「安倍川の豪快な流れと名湯」»