全長189m、幅27mの巨漢に、トラック219台、乗用車77台を飲み込む「フェリーせっつ」で神戸へ向けて出航する。

さよなら、九州。また来るその日まで。

奈良の平城京大極殿を模した新門司港フェリーターミナルビル前で乗船を待つプリウスPHV & プリウス。
奈良の平城京大極殿を模した新門司港フェリーターミナルビル前で乗船を待つプリウスPHV & プリウス。

大きなタラップが船体に空いた穴を塞ぐように閉じた後、グオ〜ッと唸るようなエンジンの高鳴りと共に、巨大な船体が僅かに振れるのを感じた。一か月間旅してきた九州を離れる瞬間だ。

九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道が交わる鳥須ジャンクション。
九州自動車道、大分自動車道、長崎自動車道が交わる鳥須ジャンクション。
新門司港まで後少し。
新門司港まで後少し。

“九州の大交差点”鳥須ジャンクションを基点に、東の大分、西の佐賀、南の熊本と順番に移動しながら旅を続けていたが、最後は北へと向かう。

熊本からフェリー埠頭のある新門司まで約170kmの九州自動車道を、味わうようにラストドライブ。一か月前に上陸したフリダシへと戻る。

さよなら、九州。また来るその日まで。

熊本から新門司までのサインボードたち。
熊本から新門司までのサインボードたち。
新門司港FTに到着したプリウスPHV。
新門司港FTに到着したプリウスPHV。
全長189m、幅27mの巨漢に、トラック219台、乗用車77台を飲み込む「フェリーせっつ」で神戸へ向けて出航する。
全長189m、幅27mの巨漢に、トラック219台、乗用車77台を飲み込む「フェリーせっつ」で神戸へ向けて出航する。
船首付近で出航準備をする作業員。船の大きさが良く分かる。
船首付近で出航準備をする作業員。船の大きさが良く分かる。
新門司港に宵闇が迫り、乗船時間を向かえた。
新門司港に宵闇が迫り、乗船時間を向かえた。
大きなタラップを上るプリウスPHV。
大きなタラップを上るプリウスPHV。
さよなら、九州。また来るその日まで。
さよなら、九州。また来るその日まで。

新門司港フェリーターミナル