奥太井の清流は心を穏やかにさせてくれる。

プリウスPHVで「エレキャンプ Electric Camp」

大自然に抱かれて“PHV風呂”を満喫
大自然に抱かれて“PHV風呂”を満喫

都会の喧騒を離れて大自然に抱かれながら、家族や仲間たちと過ごすひとときは最高に楽しい。非常用電源として装備されているプリウスPHVの“給電機能”だが、その底力を実体験するため、出来るだけ多くの参加者を募り、奥大井の河原を訪れてみた。

大井川上流の河原へ降りたプリウスPHV
大井川上流の河原へ降りたプリウスPHV

プリウスPHVから取り出せる電源は100V/1,500W、総電力量は4.4kwhと、数値では分かっているものの、なかなか実感するのは難しい。“何も無い”場所に大勢で出掛け、プリウスPHVの電源だけで実践する「エレキャンプ」が今日のテーマだ。

集まった仲間はエコミッションメンバーを含め、大人11人+子供1人。プリウスPHVの電源だけで、果たしてこの大所帯のお腹を満たす事は出来るのか?そもそも楽しいキャンプとなるのか。不安をいだきながら手分けして設営を始めた。

“何も無い”場所が食卓に早変わり!
“何も無い”場所が食卓に早変わり!
プリウスPHVの電気で大人11人+子供1人分の食事を用意できた。
プリウスPHVの電気で大人11人+子供1人分の食事を用意できた。

まずはプリウスPHVにヴィークルパワーコネクター(VPC)をセットし、炊飯器にお米と奥大井の湧き水を入れてごはんを炊く。全員のお腹を満たすには最低でも一升!消費電力は1,370WとプリウスPHVの守備範囲内だ。残りは撮影機材やPCの充電に当てて炊きあがりを待った。

小一時間後、無事に炊飯が完了。フタを開けると甘い香りが立ちこめ、美味そうなごはんが炊きあがった。テーブルセッティングも終わり、全員が集まって“乾杯!”渓谷のせせらぎを聴きながらの楽しい食事会が始まった。

普通のキャンプなら炭火を起こしたり、ガソリンストーヴをポンピングして調理が始まるが、「エレキャンプ」で活躍するのは大型のホットプレート。こちらも13,00Wと最大火力でも十分に使える。大量の野菜や肉、ソーセージなどを次々と投入、ジュージューという音と食欲をそそる香りを振りまきながら、参加メンバーのお腹に収まっていく。

この大所帯の電源をまかなうプリウスPHVは頼もしくもある。
この大所帯の電源をまかなうプリウスPHVは頼もしくもある。
火を使わないキャンプは小さな子供にもやさしい。
火を使わないキャンプは小さな子供にもやさしい。
食事後、奥大井の大自然散歩を楽しむ。
食事後、奥大井の大自然散歩を楽しむ。

食事の後はコーヒーメーカー(650w)で5杯×2回コーヒーを淹れ、ゆったりとした時間を過ごした後、周辺の散策や、カヌーで川下りを満喫。陽が傾きはじめた頃、プリウスPHVの元へ再集合した。

カヌーの川下りで冷えた身体を温めるために用意したのが、ドラム缶の“PHV風呂”。お湯を沸かす電熱器は900wとこれまた許容範囲内だ。川の水を汲んだドラム缶に電熱器をセットして2〜30分もすれば湯気が立ちのぼり、ちょうど良い湯加減に。あまりの気持ち良さにうっとりする程だ。電動シャワー50Wと同時に使用できるので、交互に使えば仲間と楽しく野外バスタイムを楽しめる。

カヌーで遊んだ後の“PHV風呂”は最高!
カヌーで遊んだ後の“PHV風呂”は最高!

大自然の真っただ中に、あっという間に出現したPHVレストランで食事をし、“PHV風呂”を楽しんだ感想は、“これはスゴイ!”の一言に尽きる。この大所帯のお腹を満たす料理を途切れる事なく供給できただけでなく、何よりプリウスPHVの「エレキャンプ」には新感覚の楽しさがある。

アウトドアファンの中には“味気ない”と感じる方が居るかも知れないが、それは大きな誤解だと断言できる。チームACPメンバーは自他共に認める生粋のアウトドアマン揃い。その僕らが心底楽しめたのだから間違いない。「火を使わない」自然環境にローインパクトな次世代のキャンプスタイルは、この先の主流になっていくのではないだろうか。

奥大井の清流は心を穏やかにさせてくれる。
奥大井の清流は心を穏やかにさせてくれる。

これまでにも少人数のデイキャンプなどで実証してきたプリウスPHVの給電機能だが、「災害などの非常時に本当に役立つモノなのか?」を大人数で実践した今回の試みは大成功だった。

間違いなくプリウスPHVは停電で困窮する人の役に立つ事が出来る。

正しい「ドラム缶風呂」の作り方
正しい「ドラム缶風呂」の作り方

エレキャンプ Electric Camp