福岡中心街はビルの上層階が霞に覆われ、四月末とは思えない程の肌寒い朝を向かえた。今週末の2日間、トヨタ純正自動車部品、用品、オイル、タクティー商品を北部九州一円(福岡、大分、佐賀、長崎)に供給している、トヨタ部品福岡共販株式会社の新社屋落成を記念して開催される「第33回オートサービスフェア&お客様感謝デー」にプリウスPHVを展示するため、筑紫野市へ向かった。福岡から鳥栖筑紫野道路を南下し、城山IC手前の下り坂に差し掛かると、右側に「TOYOTA PARTS」のロゴも凛々しく、真新しい大きな建物が現れた。
スタッフの誘導を受けながら広大な敷地内を進むと、大型トラックが楽にUターンできるほど広い搬入通路に催事テントが建ち並び、“お祭り”気分が盛り上がる。入場ゲートに最も近いグッドイヤーブースにプリウスPHVを停車、展示の準備を始める頃には、小雨まじりだった空も明るさを取り戻し、開場時刻の午前10時を過ぎると一斉にお客様が通路を埋め尽くして、イベント初日がスタートした。
お祭りムードで賑やかなイベントの一方、施設内では業務開始に向けた準備が急ピッチで行なわれていた。商品を搬入出するビークルに、環境配慮も考えて新規導入されたという“EVスクーター”でトレーラーを牽引するトレーニングを見せていただいたが、レーン上をかなりのスピードで走り、定位置にピタリと停車する技に関心させられる。また、従来の段ボール梱包から、水に溶けるバイオ素材の簡易梱包に切り替えたり、敷地に降った雨水を水路に流さず、大地へ還元する浸透型側溝を採用したりと、随所に環境保全への取組みが伺える。
明日、4月24日(日曜日)も9:30から入場ゲート側「日本グッドイヤーブース」でプリウスPHVの展示が行なわれます。会場へお越し際は、家庭のコンセントから充電できる次世代のクルマを体験しに、是非お立寄りください。
カテゴリー: ECO-MISSION2011,九州
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