鹿児島、鹿屋のカーディーラー訪問を終え、今日は移動日。
南九州の桜はすでに新緑に変わり、ツツジが見頃を向かえている。九州自動車道溝辺鹿児島空港ICから一路福岡へ向かうと、九州山脈を横切り八代海へ抜ける山江サービスエリアを過ぎた辺りで「この先27のトンネル」のサインボードが目に止まった。晴天の今日は眩しいほどの光とトンネルの暗さが交互に繰り返され、眼にストレスを感じながらのドライブとなるが、トンネルの合間に見える山並みは、芽吹いたばかりの新緑が美しい風景を描き出していた。
北上するにつれて時間を遡るように桜の花が枝へと戻っていき、最後のトンネルを越えた途端、季節をひとつ戻したように見事な桜並木に目を奪われる。盛りを過ぎたとはいえ、こんもりとした白い花びらがハラハラと舞い、フロントガラスの後方へ滑って行く中を上機嫌で走り抜け、福岡の宿泊先へ到着した。
category: ECO-MISSION2011,九州
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