関東



8月 28日 2011

今年4月に沖縄をスタートしたエコミッション2011@ジャパンは、第3ステージ「東海・北陸・関東編」のゴール地となる「トレッサ横浜」で開催された2日間の特別展示を無事に終了いたしました。
この旅でお世話になった皆さまの温かいご支援に、心から感謝いたします。

これから一ヶ月間は次の旅「北海道・東北編」の準備を進める予定です。
当コンテンツでは旅のレポートを每日掲載させていただきましたが、
しばらくは旅のこぼれ話、プリウスPHVやグッドイヤーのエコタイヤの情報など、
思いつくままアップして行きます。お楽しみに。


カテゴリー: ECO-MISSION2011,中部,北陸,関東

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8月 27日 2011

横浜へ向けて埼玉を出ようとした頃、強い日差しが照りつけていた空模様が急変、分厚い黒雲に覆われ叩きつけるような雨が降ってきた。通り雨かと空を見上げてクルマに乗り込むタイミング探っていたが一向に止む気配が無い。業を煮やしてプリウスPHVをスタートさせ東北自動車道に入った途端、バリバリと轟音を伴うカミナリとバケツをひっくり返したような強烈な雨脚に、ワイパーを最速にしても歯がたたない。首都圏を襲った昨日のゲリラ豪雨で大変な目に遭った方も大勢いるのではないだろうか。どうやらその真っ只中に移動する破目になったようだ。ラジオからはこれから向かおうとしている羽田空港周辺など、あちらこちらで道路が水没して通行止めのニュースが流れ、終始のろのろとしたペースで横浜へ到着するのに倍以上の時間を要した。

8月5日、次世代エネルギー都市を目指す豊田市からスタートしたエコミッション「東海・北陸・関東編」の締めくくりとして「グッドイヤープレゼンツ・エコミッションプリウスPHVが やってくる!」と題して2日間の特別展示イベントが「トレッサ横浜」で開催されることになった。

プリウスPHVが特別展示されたトレッサ横浜の北館オートモール

プリウスPHVが特別展示されたトレッサ横浜の北館オートモール

トレッサ横浜はトヨタグループ物流拠点があった広大な跡地を再開発し、2007年に北館が、2008年には南館がオープンした大型ショッピングモール。ファッションやグルメ、インテリア、カー用品、銀行、郵便局、など220店が軒を連ね、横浜市内はもちろん、首都圏中から多くの買い物客が訪れる人気のスポットだ。横浜市の姉妹都市であるフランス・リヨン市の旧市街が再現された北館には、トヨタ自動車販売店(神奈川トヨタ、トヨタカローラ神奈川、ネッツトヨタ神奈川、ネッツトヨタ横浜、横浜トヨペット)神奈川ダイハツが勢ぞろいし、多くの車種を一度に見比べる事ができるオートモールがある。映画のワンシーンを観るような町並みが続くこの一角に、エコミッションプリウスPHVが展示される事になった。

トークイベントが開催されたリヨン広場

トークイベントが開催されたリヨン広場

オープン直後から週末の買い物客で賑わう館内では、ゲームコーナーや大型プールでのボート遊び、まぐろの解体ショーなど、さまざまなイベントが催されていたが、プリウスPHVの展示会場のお隣「リヨン広場」でも、TV番組“熱闘甲子園”のトークイベントが始まり、スポーツキャスターの長嶋三奈さんが登場。たくさんの観客が見守る中で爽やかな笑顔を振りまいていた。

プリウスPHV特別展示初日は大盛況

プリウスPHV特別展示初日は大盛況

充電プラグが差し込まれたプリウスPHVには、開店時刻直後からお客様が足を止め、充電方法や航続距離、EVカーとの違いなど、いろいろな疑問を投げかけていただいた。新しいクルマの情報を得ようとこのオートモールを訪れる方も多いのではないだろうか。同時開催した「グッドイヤー飛行船お絵かきコーナー」にも多くの子供達が参加し、カラフルな飛行船を見上げる絵や、はみ出すぐらいに元気いっぱいのプリウスの絵など、夢のある力作を残してくれて、イベント初日を大盛況のまま終える事ができた。

8月28日(日)も、特別展示イベント
「グッドイヤープレゼンツ・エコミッションプリウスPHVが やってくる!」が開催されます。
(開催場所:トレッサ横浜北館オートモール)

お近くへお越しの方は是非お立ち寄りください。


カテゴリー: ECO-MISSION2011,関東

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8月 26日 2011

毎年夏になるとプールや海で遊ぶ子供たちの水難事故が報道される。ボク自身も子供たちがまだ幼かった頃にプールへ遊びに行った時の事、夏休みで賑わうプールサイドの喧騒が途切れ、沈んでいる我が子を見つけた母親の悲鳴が響いた。その時、たまたま居合わせた消防レスキュー隊のお父さんがいち早く人工呼吸と心臓マッサージを施し、一命を取りとめるのを目の当たりにした経験がある。こんな生死を分ける場面に遭遇しないために注意を払って楽しむのが先決だろうが、万が一の心構えとして救命救急の方法を体験しておく事は、慌てずに冷静な行動を取るためにも必要だろう。最近ではプールや海水浴場だけでなく、駅、役所、大型商業施設などにAED(自動体外式除細動器)が設置され、多くの命が救われているというが、これも全く初めて扱うのでは一刻を争う緊急時に対応できるのか不安が残る。そこで、消防署などで救命措置を体験してもらうためのプログラムが用意され、参加する方が増えているという。

白岡八幡宮に到着

白岡八幡宮に到着

埼玉県白岡町消防団第七分団が夏休みの親子を対象にした“救命救急出前講習”を行うというので参加させていただいた。849年(嘉祥2年)の創建と伝えられる白岡八幡宮がその開催場所だ。
元旦には初詣子に集い、婚礼や初参りなど、生涯の節目を通じて代々親しまれて来た町の象徴“白岡八幡宮”は、ここを中心に地域の繋がりを深めてきた心の拠り所でもある。

白岡八幡宮氏子の金子さん“プラグイン”

白岡八幡宮氏子の金子さん“プラグイン”

救命救急出前講習を行う白岡町消防団第七分団の団長佐藤さんの挨拶で今日の催しが始まった。神社に古くから伝えられる「巫女の舞」の演舞、消防署のポンプ車による放水体験、エコミッションの参加など盛りだくさん。白岡町の皆さんも大勢集まり、時期外れの祭りのような賑わいを見せていた。社務所で行われた救命救急出前講習には夏休み中の親子が多数参加し、人工呼吸や心臓マッサージ、AEDの使い方をダミー人形を相手に体験した。始めは戸惑っていた子供たちだったが、消防団の皆さんの懇切丁寧な指導で少しずつ上達していた。繰り返し体験する事で万一の時にうまく対応できるようになるという事で、白岡町消防団第七分団では今後もこのような場を設けて行く予定だという。

お母さんと一緒に心臓マッサージ体験

お母さんと一緒に心臓マッサージ体験

核家族化が進む都市部を中心に、氏神様に集うことで培われてきた地域の繋がりが忘れ去られようとしているが、災害や万が一の緊急時に頼れるのは、ここ白岡八幡宮に象徴されるようなコミュニティーの存在だけかも知れない。今年3月の東日本大震災の時、目に焼き付いた災害の映像や被災者の叫びが、地域の繋がりの大切さを再認識させてくれたような気がする。沖縄からスタートしたエコミッションでは、日本各地で被災地へ向けたメッセージを頂いてきた。その温かい言葉を見つめていると、白岡町のような地域社会が日本中に広がっているのかも知れないと思えてくる。日本全体が優しさに包まれたひとつの大きなコミュニティーに生まれ変わる事を願いながら、埼玉を後にした。

心のこもったメッセージが詰まった横断幕

心のこもったメッセージが詰まった横断幕


カテゴリー: ECO-MISSION2011,関東

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