明け方までザーザーと音をたてて降っていたが、宿泊先を出る時刻になると傘が要らない小降りにまで回復した。雨で客脚が鈍るのでは?と心配していたが、この空模様ならたくさんのお客様が参加してくれるに違いない。
伊勢市は言わずと知れた伊勢神宮の門前町として古代から栄えた場所。さらに近年の市町村合併で面積が拡大し、行政、産業などあらゆる面で伊勢志摩地域の中心都市へと発展を遂げている。街を貫く南勢バイパス沿いには郊外型の大型店舗が軒を連ね、休日ともなれば多くの買い物客で賑わいを見せる。
展示イベントが開催される「ネッツトヨタ三重 伊勢店」も南勢バイパス沿いにある大型店。オープン直後から多くのお客様が新しいクルマの品定めや愛車のメンテナンスに訪れていた。
ネッツトヨタ三重 伊勢店に到着早々、店頭にある「G-Station」で副店長の並木さんに充電をお願いした。持参したメンバーズカードをかざすと“ピッ”という音とともにプラグのロックが解除される。充電が完了すると登録した携帯メールアドレスに通知が来るという優れもののカードはプリウスPHVオーナーの証だ。
並木さんに「G-Station」の稼働状況を伺うと、地元オーナーよりも観光客の利用が増えているという。お伊勢参りや鳥羽水族館など見所いっぱいの伊勢らしいエピソードを聞く事ができた。
会場の準備が整い、いよいよエコミッショントークショーが始まった。天候が回復してくれたお陰で、家族連れを中心にお客様も集まり、1999年アメリカ大陸横断の際、NASAに滞在中だった宇宙飛行士の若田光一さんとの出会いから始まった環境最前線を巡る旅の話に熱心に耳を傾けていただいた。
エネルギーの話ではクイズを出題。正解者にはアンペルマンマスコットと、太陽エネルギーを身近に感じる事ができる日時計組み立てセット(提供:ネッツトヨタ三重 伊勢店)をプレゼントした。見事正解して賞品を手にしたお客様からは満面の笑みがこぼれていた。
トークショーが終わり店頭に展示したプリウスPHVの電気を使ったデモンストレーションを見ていただいた。電動シャワーやLED照明、扇風機にトースター、電気鍋、シャボン玉マシーンなど、目に見えない電気を“見せる”ための工夫の数々に、集まってくれたお客様に楽しんでいただけたのではないだろうか。
イベントに参加していただいたお客様、
準備に奔走してくれたスタッフの皆様
ありがとうございました。