水島灘を望む笠岡の静かな入り江に、ひときわ美しい干潟が広がっている。生き物の気配がそこかしこから感じられ、たくさんの水鳥が飛来してカニやイソメ、アサリや小魚などを啄む姿がある。周囲には住宅や病院などが建ち並び、すぐ沖合を定期船が行き交う、ごく普通の町の海岸に見えるが、ここにはゴミひとつ見当たらない。
それは、この干潟をふる里に選んだ天然記念物「カブトガニ」を守るために、地域の人たちが徹底したビーチクリーニングを行っているからにほかならない。 .. 続きを読む .. «干潟に潜む“かけがえのない”生き物»
カテゴリー: ECOMISSION2013,岡山県,環境
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